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OPPOスマホ「Renoシリーズ」や「Aシリーズ」など種別による機種の違い

OPPOスマートフォンには、いくつかの種別がありシリーズとしては「Renoシリーズ」と「Aシリーズ」「Findシリーズ」の3機種が存在しています。

同じOPPOから発売されているスマホではあるものの、実は価格・性能・利用できる異能などに、いくつかの違いが存在しています。

この記事では、2025年におけるOPPOスマホのシリーズの種別による違いについて解説しています。

 

OPPOスマホのシリーズは現在全部で3つが存在

まずOPPOでは、スマートフォンを複数のラインナップを用意して販売しており、日本では現在3シリーズが存在しています。

現在購入することができる各シリーズの最新製品と販売価格は、

「OPPO Findシリーズ」が『OPPO Find X8』(13万9800円)

「OPPO Renoシリーズ」が『OPPO Reno11 A』(4万8800円)

「OPPO Aシリーズ」が『OPPO A3 5G』(2万9800円)となっています。

2025年5月の最新のOPPOスマートフォンラインナップ

いずれもOPPO公式オンラインショップにおける販売価格で、これらの大まかな違いは、価格以外には主に性能と機能面になります。

まず「OPPO Findシリーズ」の製品は10万円を超える価格相応の高いスペックを備えている機種となっており、現行機種のFind X8では、カメラ性能の高さが評されています。

最新モデルのOPPO Find X8

つぎの「OPPO Renoシリーズ」の製品は4万円台で購入できる「ど真ん中モデル」です。

必要な十分な性能と機能を詰め込まれた、コストパフォーマンス=費用対効果に優れたバランス型の機種です。

最後の「OPPO Aシリーズ」は、2万円台で買える価格を重視した廉価モデルとなっており、とにかく予算を抑えたいユーザー向けの機種となっています。

 

各シリーズの機種の違い

同じOPPOスマートフォンですが、価格をはじめ、リーズによって全く特色が異なる製品となっています。

さらに単に値段や性能が高い・低いだけでなく、じつは利用できる機能にも細かな違いがあって『できること』と『できないこと』が明確に別れています。

OPPOスマートフォン各シリーズの特徴と、他のシリーズとの差をまとめました。

OPPO Findシリーズは「高性能・高機能」

もっとも価格が高いFindシリーズでは、ほかシリーズのモデルと比べても機能の制約などは基本的にありません。

その高いスペックとカメラ性能が最大の特徴である一方で、OPPOスマートフォンの中でも最高額モデルであることを踏まえると、人を選ぶシリーズと言えます。

最新のFind X8では、ソフトウェア更新はOSバージョンアップが最低4回保証されており、全機種でも最長です。

OSアップデートが大きな強みの1つ

一方でFind Xシリーズは歴代の全機種において、おサイフケータイ(FeliCa)に対応していません。

このため「モバイルSuica」など、各種非接触式の電子マネーは利用できない仕様となっており、本シリーズの数少ない弱点にもなっています。

Find以外のシリーズにはおサイフケータイが搭載されている

ただしNFCを搭載しているため、Googleウォレットや楽天ペイなど特定のサービスで提供されているクレジットカードの『タッチ決済』は利用することが可能です。

このほかPayPayなど、端末の仕様に関わらず対応している決済サービスも利用できるため、運用次第ではこの弱点をカバーすることができるでしょう。

このほか現行機種ではFindシリーズでのみ、microSDカードに非対応となっています。

 

OPPO Renoシリーズは「全部入り」

3シリーズのうち、中間に位置する「OPPO Renoシリーズ」には、必要とされる機能が一通り揃えられていて、全部入りの機種となっています。

具体的に上げると「おサイフケータイ」「防水防塵」「マイナンバー機能」などが挙げられ、スペック・機能ではFindには劣るものの基本的な装備を備えた万人向けの総合力が高いシリーズです。

かつ5万円以下に値段が抑えられていて、OPPOシリーズの中でも、もっとも人気の高い系統の機種になっています。

機能の中でも特に防水は下位モデルのAシリーズよりも高い規格

一方で確かな弱みもあって、例えば上位モデルであるFindシリーズでは対応している「ワイヤレス充電」「ステレオスピーカー」などは非搭載になっています。(Aシリーズも同様)

ただこれらを、必ずとも必要としない無いユーザーには大きな問題点にはならないでしょう。

またReno・AシリーズのOPPO製品のソフトウェア更新について、オッポは『発売後最低1回のバージョンアップ』保証をしています。

現行機種のReno11 Aでは、すでに1回のバージョンアップが実施済みであり、今後2回目の実施は不透明な状況です。

上記のFindシリーズ(OPPO Find X8)では、最低4回の更新を行うことが明言されていて、サポートは中期的にとどまる点も大きな差と言えます。

 

OPPO Aシリーズは「価格最重要視」

価格を抑えた「OPPO Aシリーズ」は、価格を最重要視している・スマホの用途が明確になっているユーザー向けの製品です。

特徴としては値段以外に、最新モデルの「OPPO A3 5G」は強靭なボディが大きな特徴となっていて、高所から落としたり、本機種で板に釘を打ち付けても、故障せず動作する耐久性があります。

OSのサポート期間はRenoシリーズと同じく、最低1回のOSバージョンアップを行うとしています。

他のシリーズよりも耐久性が高い

このほかAシリーズは現行モデルの中で、唯一優先イヤホンジャックを備える機種です。

一方で価格を低くするために、スペックは抑えられており、とくにRAMメモリは4GBとRenoシリーズの半分しかありません。

このため複数のアプリを切り替えながら使うなどの、処理性能を求める使い方には不向きであり、割り切りが必要といえます。

LINEやパズルゲーム程度であれば問題なく使える水準

また非対応の機能も多数あって、例えばColorOS 15の目玉である「OPPO AI」の全ての機能に現段階で非対応となっています。(Reno、Findは全機種対応)

AIはColorOS 15においては各所に導入されていて、利便性を高めるものとしては文章の校正などを担うメモ用AIアシスタントや、録音内容の要約と文字起こしができるAIレコーティングサマリーなどが挙げられます。 

また写真アプリにもAIが搭載されており、写真の被写体を自然に削除できる「AI消しゴム」や画質の低い写真の画質を向上できる「AI鮮明度強化」などがありますが、Aシリーズでは使用できません。

またFindシリーズ・Renoシリーズでは利用できる、基本的な機能として、スマートフォンの画面に出力できる『スクリーンキャスト』がありますが、最新モデルのOPPO A3 5Gでは非対応になっており利用できません。

ただしグーグルが提供する「Chromecast」は搭載されているので、対応機器があればある程度はカバーできるでしょう。

このように価格を抑えている分、新しい機能を中心に「できないこと」が他シリーズらよりも多い仕様となっています。

 

 

3シリーズある機種の「えらび方」

このように同じOPPOスマートフォンにおいても、価格などによって利用できる機能に一定の差があります。

とくにOPPO Aシリーズの場合は、Renoシリーズと比べても大きくソフトウェア面での機能がカットされており、各シリーズの機種の選び方は、値段だけでなく必要な機能も判断要素になります。

▽各シリーズのスマートフォンの選び方です。

まず最も人気の高い「Renoシリーズ」は、基本的な機能を一通り網羅しているのが強みで、あとから「これを使いたい」となっても対応できる余地があります。

このため価格を抑えながらも基本的な機能も全部入っている端末がほしいユーザー向けと言えます。

Renoシリーズの最新機種「OPPO Reno11 A」

つぎに機能の制約が多い「Aシリーズ」は、価格を最重要視しており、端末の利用用用途が明確になっているユーザー向けの機種です。

例えばスマートフォンに求めているものが、LINEなど連絡が主な用途だったり、ゲームしないなど、必要なものが分かっていれば、予算を抑えた優れた選択肢になりえます。

ただ使い方や用途が定まっていない・分からないという場合は、とりあえず全部入りのRenoシリーズを選んでおくといいでしょう。

OPPO Aシリーズの最新モデル「OPPO A3 5G」

最後に「Findシリーズ」は、最上級の性能と高いカメラ機能を要し、最新の機能が使いたいユーザー向けの製品です。

ただしライバル機種の中には、性能・価格が近いながら本シリーズの弱点であるおサイフケータイに対応している製品もあって、高額な分慎重に検討したい機種です。

 

各シリーズ 取り扱う携帯会社も異なる

OPPOスマートフォンのシリーズは販売されている携帯電話会社も異なっています。

各製品の取り扱い販路と価格は次のとおりで、全機種とも『OPPO公式オンラインショップ 』などOPPO公式店から端末単体での購入も可能です。

なお『OPPO Find X8』は、主要な大手通信事業者では取り扱われていません。

▽OPPO Reno11 A

▽OPPO A3 5G

また6月にかけて「OPPO Reno11 A」の後継機種が発表される見通しとなっていて、今後機種の違いも変化する可能性があります。

 

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