12月12日に販売が開始されるスマートフォン「OPPO A3 5G」は、ことし2月に発売されたOPPO A79 5Gの後継機種で、旧A79 5Gから変更されているところがあります。
細かな相違点は実際に発売されてからではないと分からない部分もありますが、新旧モデルにはスペック表から分かる複数の違いがみられます。
【2024年12月12日追記】OPPO A3 5Gの解像度について「フルHD」と記載していましたが、正しくは「HD+」でした。お詫びして訂正します。
グレードダウンしたポイントが2つ存在
スマートフォンにおいて、基本的に後継機種のほうが旧モデルと比べて、より優れた仕様になることが多いですが、OPPO A3 5Gでは前モデルA79 5Gから部分的なグレードダウンが行われています。
まずスマートフォンの顔であるディスプレイの解像度が下げられており、OPPO A79 5GではフルHD+でしたが、OPPO A3 5GはHD+に落とされています。
実用上の大きな影響はないものの、これにより画面の粗さが目立つようになっており、気になるユーザーにとってはネックなポイントなりそうです。
つぎにOPPO A79 5Gでは、スマートフォン下部と上部の2箇所にスピーカーが内蔵されているステレオスピーカーが搭載されていました。
しかしOPPO A3 5Gでは、このうち上部のスピーカーが撤去されており、下部の1箇所のみのモノラルスピーカーとなっています。
OPPO Reno11 Aなどもモノラルスピーカーを採用しているため、ステレオスピーカーはAシリーズの強みの1つでしたが、その差が無くなることになった形です。
OPPO A3 5Gで良くなった・改善されたポイント
上述したディスプレイの解像度とスピーカーの仕様変更は、OPPO A3 5Gにおけるグレードダウンポイントですが、一方で前機種から良くなった・改善されているポイントの方が多く存在しています。
まずA3 5Gは耐衝撃性能に特化したモデルとなっていて、自体の耐久性が大幅に向上しています。
新製品発表会の中では、A3 5Gで木材に釘を打ち付けたり、高所から落とす様子が繰り返し実演されましたが、破損すること無く動作していて、本機種で大きく変わったポイントの1つと言えます。
次に実感しやすいポイントとしてバッテリー容量の増量が挙げられ、内蔵電池パックはAシリーズで最大の5100mAhに変更されました。
さらに急速充電もシリーズで初めて45Wの高速充電に対応しています。
またバッテリー自体は大型化しましたが、端末の重量自体は軽量化が図られており、193gから187gと軽くなっています。
解像度こそ下げられたディスプレイですが、リフレッシュレート=画面表示の滑らかさは向上しており、OPPO Reno11 Aと同じ120Hzに対応しています。
さらに画面の最大輝度は680nitから1000nitに向上しており、屋外での視認性の高さも期待できそうです。
実際に触れないとわからない部分も
OPPO Japanが公開しているスペック表からわかるOPPO A3 5G・OPPO A79 5Gの大きな違いとしては、上記のような点が挙げられます。
一方でカメラや動作のスムーズさなど、スマホの違いは実際に触れてみないと判別できない要素も多いので、購入前には家電量販店や携帯電話ショップなどで実際に体験してから検討したいところです。
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