OPPO Japanが、OPPO A79 5Gの販売ページにおいて「Android 14にアップデート可能」と記載しており、バージョンアップが計画あるいは実施の可能性があることが分かっています。
その文言を確認した2日後、きのう28日までに「OPPO A79 5G」(SIMフリーモデル)に、Android 14(ColorOS 14)へのソフトウェア更新が始まったことを実機で確認しました。
OPPO A79 5Gにバージョンアップが開始
筆者の所有しているOPPO A79 5G(メーカー直販のSIMフリーモデル)に、5月28日までにAndroid 14へのバージョンアップの配信が開始したことを、実機で確認しました。
アップデートファイルのサイズは約2.42GBであり、接続が安定したWi-Fi環境の下でのダウンロードが推奨されます。
更新後のビルド番号は「CPH2557_14.0.0800(EX01)」となっていて、更新に伴う変更内容は下記のとおりです。
効率化のためのスマート機能
・ドラッグアンドドロップによってアプリ間および端末間でコンテンツを転送できる、ファイルドックを追加しました。パフォーマンスの最適化・アプリの起動と切り替えの速度が上がるように、RAM活性化を更新しました。Aquamorphic Design・快適なカラー体験を実現するために、自然で優しく、よりクリアなカラースタイルで Aquamorphic Design をアップグレードしまし た・Aquamorphic をテーマにした着信音を追加し、システムの通知サウンドを刷新しました。・システムのアニメーションをより滑らかに改善しました。
OPPO Japanは、OPPO公式オンラインショップなどの一部のOPPO A79 5G販売ページにおいて、同機種がAndroid 14(ColorOS 14)がアップデートで利用可能であると記載していました。
その時点では筆者のA79 5Gには、バージョンアップの配信は来ていなかったものの、無事掲載通りソフトウェア更新が開始された形です。
今後ワイモバイル・楽天モバイルで販売されている通信事業者モデルへの配信も期待されます。
一部使えない機能もあるもののAndroid 14更新を確認
OPPO A79 5Gにアップデートを適用したところ、Android 14(ColorOS 14)へのバージョンアップを確認しました。
バージョンアップ直後は最適化中であるため一時的に動作が不安定な状況もあったものの、数時間後には落ち着き、Android 13(ColorOS 13)時代と変わらない動きを見せるようになりました。
アップデート実施後には、端末側からも完全に最適化するのに時間を要すると通知されてたため、就寝前など時間に余裕のある状況での更新が望ましい所です。
アップデートを実施したOPPO A79 5Gでは、ColorOS 14の各種新機能が利用できるようになりました。
一方でアプリ毎に音量を調整できる機能や、写真から被写体を切り出す機能など、現時点では利用できない機能が複数あることも確認しています。
こうした機能差は他のモデルでも発生していて、今後ソフトウェアアップデートを通じた機能の拡充が期待される所です。
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