OPPO Japanは、来月1日よりOPPOスマートフォンのバッテリー交換費用を値上げすることを明らかにしました。
OPPOスマホ・タブレット全13機種(SIMフリーモデル)が価格改定の対象となっており、機種に搭載されている急速充電機能の方式によって、値上げ後の値段が異なります。
OPPOスマートフォン全機種でバッテリー価格を改定
OPPO日本法人のオウガ・ジャパンは、OPPOスマートフォン・タブレット全機種のバッテリー交換費用を3,000円の値上げを実施することを明らかにしました。
価格の改定は2024年10月1日より適用され、対象はSIMフリーモデルとしており、通信事業者モデルは対象外であるということです。」
会社は「今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。」としています。
値上げ後の交換価格は、スマートフォンの急速充電の規格によって異なっており、現在サポート継続中のモデルの10月以降にかかる費用は次のとおりです。
8,500円から1万1500円に値上げ(SUPERVOOC対応機種)
- OPPO Reno 10 Pro 5G
- OPPO Find X3 Pro
- OPPO Pad 2
6,500円から9,500円に値上げ(一般充電/高速充電対応機種)
- OPPO Reno9 A
- OPPO Reno7 A
- OPPO Reno5 A
- OPPO A55s 5G
- OPPO A54 5G
- OPPO A73(ことし11月末にサポート終了)
- OPPO Pad Air
値上げ後の値段 明確に判別できない機種も
OPPO Japanはスマホに搭載されている急速充電機能によって、内蔵バッテリーの価格を指定していて、上述の通りSUPERVOOCと呼ばれる機能を備えた機種は、交換費用は9,500円から1万1500円となります。
一方で急速充電機能(SUPERVOOC)が搭載されている「OPPO Reno11 A」「OPPO A79 5G」「OPPO A77」の3機種は、いずれも値上げ前のバッテリー交換の費用は6,500円となっています。
元のバッテリー交換費用が6,500円であった、SUPERVOOC非対応機種は9,500円に引き上げられます。
しかし同機能に対応しており、かつ現行価格が6,500円である上記3機種の値上げ後の費用については、現在公開されている情報から判別できないのが現状となっており、10月以降の発表が待たれます。
バッテリーの劣化を確認・抑えるには?
10月以降の値上げによって、長期的な使用を見込む場合、より一層経年劣化するバッテリーの劣化を抑えることが重要となるでしょう。
OPPOスマートフォンでは、内蔵バッテリーの劣化を抑える機能が複数搭載されており、活用することで、電池交換や端末を買い替える時期を伸ばす効果が見込めます。
まず設定の『バッテリー』から、「スマート充電」もしくは「充電の制限」を有効にすることで、利用者の使用状況を学習して適切な給電をさせる・あえて100%まで充電しないことで、内蔵電池の老化を一定程度防ぐことができます。(いわゆるいたわり充電機能)
ただこれらの機能は、ユーザーの生活習慣や用途によっては、不便に感じられる可能性もあるため、試用してみて様子を見て判断していきたい機能です。
このほか一部モデルでは、内蔵バッテリーの劣化具合を数字で確認することも可能です。
利用者としては端末のメンテナンスにかかる費用が引き上げられるのは残念なところです。
今後は不定期に開催されている、修理費用の限定値引き施策キャンペーンである『OPPOサービスウィーク』が一層注目を集めることになりそうです。
一方で旧モデルのディスプレイ交換費用の値下げも発表されています。
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情報元(Source) 1 : 有償修理価格改定のお知らせ(2024年10月)|OPPO
情報元(Source) 2 : OPPOスマートフォンスペアパーツ価格 - 修理価格 | オッポ