OPPO Japanでは、昨年末より対象機種へのAndroid 15・ColorOS 15へのOS更新を進めていますが、一方で一部モデルに問題が見つかったことを理由に、バージョンアップの配信が停止される事態になった機種があります。
その配信停止に至った「OPPO Reno11 A」のワイモバイル版において、不具合が修正され、無事アップデートが再開されたことが分かりました。
報告相次いだ不具合が修正 アップデート再び利用可能に
OPPO Reno11 Aを取り扱っているワイモバイルは、2025年3月6日より最新のソフトウェアアップデートを公開しました。
今回のアップデートでは、同じReno11 Aでも、現在利用している端末のバージョンによって更新内容が若干異なるものとなっています。
これは、上述のAndroid 15(ColorOS 15)の不具合の起きるバージョンにアップデートされている端末と、そうでない端末が混在しているためです。
すでに不具合が起きるバージョンを利用している場合は、Android 15更新後に発生は確認されている、一部の動画配信アプリで映像が再生できない問題が修正されるほか、セキュリティ機能の改善も行われます。
不具合が起きるバージョンのビルド番号は「A401OP_15.0.0.320(EX01)」もしくは「A401OP_15.0.0.499(EX01)」です。
不具合が発生していないバージョン、つまりAndroid 14(ColorOS 14)の個体の場合は、Android 15にアップデートが行われるほか、同じくセキュリティ機能の改善が実施されるということです。
いずれも更新後のビルド番号は『A401OP_15.0.0.420(EX01)』となります。
ほかにもいくつか不具合がある?
OPPO Reno11 Aにはワイモバイル版のほかに、楽天モバイル版と、オッポが販売するSIMフリーモデルが存在しています。
Android 15へのアップデート後に発生する今回の不具合はワイモバイル向けモデルだけでなく、SIMフリー版においても発生することがわかっています。
SIMフリー版にはひと足早く修正が実施されていて、2月21日に不具合を改善するソフトウェア更新が行われたのですが、その際にほかにも複数の不具合があったことが判明しました。


それ以外にも問題や改善事項があることが書かれている
2月21日より公開されている動画再生に関する問題を修正するアップデートの説明には、動画再生のことだけでなく、画面のキャスト(ミラーリング)やYouTubeアプリに関する不具合を修正することが記載されています。
このほかカメラアプリの動作やバッテリーの持続時間に関する変更も盛り込まれています。
ワイモバイル版のReno11 Aの、アップデートに関する説明には、動画再生に関する問題を修正することしか明記されていませんが、SIMフリー版と同様の変更が施される可能性があります。
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情報元(Source) : 【2025年3月6日更新】OPPO Reno11 Aをご利用中のお客さまへ ~Android™ 15提供のお知らせ~ / 2025/1/14|サポート情報|お知らせ|Y!mobile - 格安SIM・スマホはワイモバイルで