OPPO Japanは現在Android 14へのソフトウェアアップデートを進めており、5月29日までに現行モデルの全機種でAndroid 14が利用可能となりました。
これによりAndroid 14(ColorOS 14)に対応するOPPOスマートフォン・タブレットは、配信が始まった昨年12月から今月28日までに、新モデル旧モデルあわせて6機種となりました。
配信が行き届いていない通信事業者モデルについても、今後追って対応していく可能性が高い見通しです。
現行4機種すべてがAndroid 14にソフト更新
OPPO Japanは、2024年5月28日までに、現行モデルのスマートフォン「OPPO A79 5G」「OPPO Reno10 Pro 5G」「OPPO Reno9 A」と、タブレット「OPPO Pad 2」をAndroid 14にアップデートしました。
配信開始日はモデルによって異なっていて、5月中にバージョンアップがはじまったのはA79 5GとReno9 Aです。
いずれの機種も発売当初Android 13(ColorOS 13)を搭載していたモデルで、各機種1回目のOSアップデートとなった形です。
このうち「OPPO Reno10 Pro」と「OPPO Pad2」については、通信事業者モデルを含む全モデルにアップデートが配信されています。
「OPPO A79 5G」と「OPPO Reno9 A」の楽天モバイルとワイモバイル版には、現時点でアップデートが提供されておらず、今後の対応が待たれます。
ColorOS 14対応機種 新旧合わせて6モデルに
2024年5月29日時点で、Android 14(ColorOS 14)が利用できるスマートフォン・タブレットは、合わせて6機種となりました。
機種とモデルごとの配信状況は次の通りで、今後は楽天モバイルなどで販売されているモデル、いわゆるキャリア版・通信事業者モデルと呼ばれる製品への配信拡大が期待される所です。
国内モデルのOPPO Pad2はメーカー直販のWi-Fiモデルしか発売されていませんが、便宜上SIMフリーモデルと表記しています。
一方で、Android 14へのアップデート対応機種がこれ以上拡大していくかは不透明な状況です。
アップデートの可能性がある機種としては、OPPO A77と同年に発売されている「OPPO Reno7 A」が挙げられます。
しかしReno7 Aを巡るOSアップデートの配信状況は滞っていて、一部モデルで1年以上Android 13への更新が行われないなどモデル格差が発生している状況にあります。
さらにOPPO Reno7 Aはすでに2回のOSアップデートが実施済みであるため、オッポがReno Aシリーズで初となる3回目のバージョンアップに踏み切れるかが焦点となります。
またアップデートが遅れているモデルもある中で、特定モデルが先行してAndroid 14を配信するとなれば、一部ユーザーからの反発も避けられません。
今後はバージョンアップ対応機種の拡大から、配信がまだ行き届いていない通信事業者モデルへの配信拡大に流れが移っていくものと思われます。
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