日本で販売されているOPPO製品でも、複数の機種でAndroid 15(ColorOS 15)が利用できるようになっていますが、最新機能の中には一部の機種で使えない「非対応機能」が存在しています。
この記事では各機種の、OPPOスマホのAndroid 15における機能の対応状況をまとめています。
ColorOS 15(Android 15)機種ごとの非対応機能
2024年末から日本でも利用できるようになっているColorOS 15(Android 15)では、一部の機能が、機種によっては非対応となっている場合があります。
日本で販売されているOPPO製品で現在ColorOS 15が利用できる各機種の非対応機能をまとめました。
OPPO A3 5Gの非対応機能
2024年12月12日に発売された「OPPO A3 5G」では、Android 15(ColorOS 15)にバージョンアップしても、以下の新しい機能が利用できません。
▽OPPO AIの非対応機能(全機能利用不可)
AI 消しゴム / AI ぼけ除去 / AI 反射除去 / AI 鮮明度強化 / AI ポートレート / AI リイメージ / AI モーション / AI サマリー / AI スピーク / AI ライター / AI 返信 / AI録音サマリー / メモ用AIアシスタント / かこって検索
▽その他の非対応機能
ライブアラート / Livephoto / マルチスクリーンコネクト / スクリーンキャスト / タッチインタラクション
OPPO Reno11 Aの非対応機能
2024年6月29日に発売された「OPPO Reno11 A」では、Android 15(ColorOS 15)にバージョンアップしても、以下の新しい機能が利用できません。
AI ポートレート / AI リイメージ / AI モーション / マルチスクリーンコネクト / タッチインタラクション(iPhoneのみ非対応)
OPPO Reno 10 Proの非対応機能
2023年10月6日に発売された「OPPO Reno10 Pro 5G」では、Android 15(ColorOS 15)にバージョンアップしても、以下の新しい機能が利用できません。
AI ポートレート / AI リイメージ / AI モーション / かこって検索 / タッチインタラクション(iPhoneのみ非対応)
OPPO Pad 2の非対応機能
2023年10月6日に発売された「OPPO Pad 2」では、Android 15(ColorOS 15)にバージョンアップしても、以下の新しい機能が利用できません。
AI ポートレート / AI リイメージ / AI モーション / AI録音サマリー / メモ用AIアシスタント / かこって検索 / Livephoto / Windows にリンク / タッチインタラクション
使えない機種がある各機能の解説
機種によって利用できる・できない機能に差のあるColorOS 15(Android 15)ですが、名前だけではどんな機能であるか分かりづらいものもあります。
上に名前の上がっている機能について、この項目ではそれぞれの役割について解説します。
▽サポート系AIの機能解説
- AI録音サマリー:録音音声を自動で文字起こし&要約
- メモ用AIアシスタント:手書きや入力メモを自動で整理・補完
- AIサマリー:長い記事やWebページを自動要約
- AIスピーク:画面の内容を音声で読み上げ
- AIライター:キーワードとトーン指定で文章を自動生成
- AI返信:SMSやLINEに自動で返信候補を提案


▽写真編集系のAI機能解説
- AI消しゴム:不要な物体や人物を自然に消去
- AIぼけ除去:ブレた写真を自動補正し、鮮明に
- AI反射除去:ガラス越しの反射を除去
- AI鮮明度強化:古い・低画質画像を鮮明に補正
▽画像生成系のAI機能解説
- AIポートレート:写真をアニメ風・旅行風などに変換
- AIリイメージ:1枚の写真から多彩な作風の画像を生成
- AIモーション:静止画を動く写真やペットアニメに変換
▽その他の機能
ライブアラート:ステータスバーやロック画面にリアルタイム情報を表示
Livephoto:音声付きの短い動画(動く写真)を撮影可能
マルチスクリーンコネクト:スマホとPC/タブレット間で画面やファイルを連携
スクリーンキャスト:スマホ画面をテレビなどに無線出力
タッチインタラクション:タッチ操作でiPhoneやタブレットとファイル・アプリを共有
欲しい機能・使わない機能を比べて検討しよう
Android 15(ColorOS 15)においては、多くの新機能が導入されている一方で、このように機種によって使える機能・使えない機能の差に開きがあります。
ColorOS 15対応機種の中では「OPPO Reno11 A」が、4万円台ながら殆どの機能に一通り対応していて、後から『この機能が使いたい』となっても対応しやすいでしょう。
逆に、ColorOS 15で追加された新機能は自身には不要で、価格を抑えた機種が好ましいという場合には「OPPO A3 5G」は、割り切った有力な選択肢となりそうです。
「どれが必要で不要であるか分からない」という場合は、やや価格は上がりますがReno11 Aを購入して、必要になったら使えるように柔軟に対応できるようにしておくといいかもしれません。
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情報元(Source) : OPPO AI で日常をもっとスマートに|OPPO Class #30