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「OPPO AIRVOOC 50Wマグネット充電器」をレビュー。オッポ以外でも使用可能

スマートフォン「OPPO Find X8」と同時に12月12日より販売が開始されている、マグネット式充電器「OPPO AIRVOOC 50Wマグネット式急速充電器」を、先日開催された発表会の場でオウガ・ジャパン様からいただきましたので、レビューします。

現在OPPO公式オンラインショップでは売り切れとなっており、Find X8向けのアクセサリーでありながら、iPhoneでも利用できる互換性があります。

 

電源アダプター・USBケーブルは無し シンプルな内容

OPPO AIRVOOC 50Wマグネット式急速充電器は、背面にマグネットを内蔵しているスマートフォンおよびスマホケースに貼り付けることができる、ワイヤレス充電器です。

価格は9,980円(2024年12月15日現在)。

OPPO Find X8では対応するアダプターとケーブルを用意することで最大50W、iPhoneは最大7.5Wで給電することができます。

パッケージは黒色で、開けますとメインのマグネット式充電器が鎮座しています。

USB Type-Cケーブルなどは付属しないため、別途用意する必要があります。

内容物は多言語説明書とマグネット充電器の2点

マグネット充電器をみますと、まず上部に空気を取り込むファンがあって、側面部分2箇所に排熱口があり、マグネット充電中に発生する熱を排出します。

なおこのファンの稼働は現時点ではオフに切り替えることはできず、使用中は大きくは無いものの稼働音がするため、利用する環境には注意する必要があります。

給電は側面のファン下にあるUSB Type-Cポートに、ケーブルを挿入することで稼働させる形です。

裏側のマグネット部分には特になにもありません。

書かれている文字や表示は初期フィルムに印字されているもの

 

Find X8に貼り付けるにはマグネット内蔵ケースが必要

本製品は「OPPO Find X8」での利用を想定しているものですが、注意点としてFind X8自体にはマグネットは内蔵されていません。

ただOPPO AIRVOOC 50Wマグネット式急速充電器は単なるワイヤレス充電器としても利用可能で、位置の調整は必要ですが、背面に置く形で充電することができます。

これは機種問わず利用でき、マグネットを内蔵しておらず、かつ他社製品でも使用できることを確認しています。

他社のAndroidスマートフォンへの給電の場合、最大15W出力までの充電となります。

マグネット非搭載のスマホでも単なるワイヤレス充電器として使える

OPPO Find X8で利用する場合には、OPPO公式オンラインショップなどで販売されているマグネット内臓のケースの購入が推奨されます。

これにより背面に強力な磁力で取り付けることが可能となり、ゲームをしながら本体の熱を逃がしながら、端末にかかる負荷を抑えてプレイするといったことができるようになります。

角度調整はできないがスタンドのように使うこともできる

動作の保証はありませんが、純正品でないサードパーティ製品のマグネット内蔵ケースでも利用することができました。

OPPO Find X8で利用する場合、充電速度は接続先の電源アダプターによって異なります。

33WのSUPER VOOCのアダプターに接続して給電を試みたところ、AIR SUPER VOOCで充電が開始されました。

冷却ファンはケーブルを繋いだ状態で、ワイヤレス充電が開始されたタイミングで動作しはじめます。

搭載されている冷却ファンの主な目的は、充電中に生じる熱を抑えることです。

スマートフォンに負荷をかけて性能をスコア方式で計測する「Antutu Benchmark」を試しました。

OPPO純正のマグネット内蔵ケースを装着しての計測で、まず通常の計測結果が2265669点、それに対して冷却ファンを動作させた状態では2284573点となりました。

冷却ファンの有無の差は約4万点程度ベンチマーク結果としては誤差の範囲です。あくまで充電時の放熱用と捉えておく必要があります。



 

iPhoneであればケース無しでも貼り付けて使える

OPPO AIRVOOC 50Wマグネット式急速充電器は、iPhoneでも利用することができます。

2020年以降に発売されたモデル(iPhone 12以降)であれば、iPhone SE(第2世代・第3世代)を除いて、全機種の背面にアップルでは「Magsafe」(マグセーフ)と呼ばれるマグネットが標準で内蔵されています。

このためOPPOとは異なり、iPhone自体にそのまま貼り付けることが可能となっています。

iPhoneへの給電の場合、最大7.5W出力までの充電となります。

マグネット内蔵iPhoneであれば強力に貼り付く

またiOS 17からの新機能である「スタンバイモード」もサポートしています。

iPhoneのスタンバイモード

ただしiPhoneでもMagsafe対応のケースでなければ、磁力が弱まってしまう関係で貼り付けることができなくなる場合があります。

スマホカバーを装着したまま使いたい場合は、Magsafe対応のケースの購入を検討しましょう。

 

販売状況・まとめ

「OPPO AIRVOOC 50Wマグネット式急速充電器」は、「OPPO公式オンラインショップ」「OPPO公式 楽天市場店」「OPPO公式 yahoo!ショッピング店」では記事作成時点で在庫切れとなっています。

OPPOが12月12日に発売した新製品群としては唯一売り切れとなっており、OPPO純正アクセサリー関連の商品としてはかなり注目度が高いようです。

在庫については「調達中」としており、今後の再入荷が待たれます。

価格は9,980円と、マグネット式充電器としてはやや高額な部類に入ります。

本製品は有線ケーブルと比べ時間を要するワイヤレス充電で、最大50Wで給電することが可能であるポイントが最大の利点ととなっています。

USBポートに負担をかけずに急速充電(AIR VOOC)を利用したい場合は有力な選択肢となりそうです。

 

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