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OPPOスマホ、バージョンアップなどソフトウェア更新のサポート期間が公開

これまでOPPO Japanは、日本で販売しているオッポ製スマートフォンのソフトウェア更新について、詳細な予定やアップデートサポート期間などを明らかにしていませんでした。

しかし公式ホームページ上で具体的なバージョンアップ回数などが示されるようになっており、セキュリティアップデートは3年間、最低1回はOSバージョンアップを行う方針であることを公開しています。

 

OPPOスマホ ソフト更新のサポート期間は「3年間」

OPPO Japanは、公式ホームページ上で、一部のOPPOスマートフォンのアップデート実施期間が3年という方針を明らかにしています。

これはGoogleが定める業務用端末向け「Android Enterprise Recommended」の要件を満たしたOPPO製品が掲載されているページの中に記述されています。

それによりますと発売後、セキュリティアップデートは3年間、OSバージョンは最低1回実施するとしています。

ページの内容は業務用向けの用途に関するものですが、一般的に販売されているOPPOスマホにも適用されるものとみられます。

OPPO Japanが、オッポスマホの具体的なアップデート・バージョンアップの期間について言及するのは、これが初めてです。

現在対象とされているのは2023年10月から2024年6月までに発売された現行モデル3機種で、それ以前のモデルについては含まれておらず、この公約の対象外であるとみられます。

 

これまでのOPPOスマホ サポートの実績

購入者向けにソフトウェア更新の「公約」が明確に示されることになったOPPOスマートフォンですが、これまでのサポートの実績は、機種によって異なる部分があります。

まず最低1回は実施するとしているOSバージョンアップについては、モデルによって回数が違っています。

まず2021年に発売された高価格モデル「OPPO Find X3 Pro」でみますと、今年に入って同機種3回目となるAndroid 14(ColorOS 14)へのバージョンアップが行われています。

一方で、2022年発売の中価格帯モデル「OPPO Reno7 A」は2回(一部モデル除く)、2021年発売の低価格モデル「OPPO A55s 5G」は1回と、価格・モデルによって実施回数が変動しています。

同じOPPOでもモデル・価格の差でソフトウェア更新の回数も変わってくる

発売から3年間実施するとしているセキュリティアップデートは、多くの機種で概ね約2年〜3年間行われる傾向にあります。

2021年7月発売の「OPPO Reno5 A」は2023年11月、同年11月発売の「OPPO A55s 5G」は2024年2月を最後に、セキュリティアップデートが行われていません。

厳密には3年に達していませんが、これらの機種は上述の「Android Enterprise Recommended」の要件を満たしているとはされていないため、現行機種および今後の新機種に関しては、3年間のセキュリティアップデートがサポートされるものと思われます。

Reno5 Aの場合発売から2年4ヶ月以降 セキュリティアップデートが無い

 

現行機種で今後予想されるバージョンアップ回数は

OPPO Japanで「Android Enterprise Recommended」の要件を満たしている=3年間のセキュリティアップデートと、最低1回のOSバージョンアップを行うと公開している機種は、記事作成時点で現行モデルの全3機種です。

これらの機種のうち、今後予想されるバージョンアップの実施回数はいくつでしょうか?

まず「OPPO Reno11 A」については、Android 14(ColorOS 14)を初期搭載しているモデルであり、今後Android 15(ColorOS 15)へのバージョンアップが行われるのは確実です。

旧モデルであるOPPO Reno7 Aが2回バージョンアップが行われたことを踏まえると、次期Android 16(仮称)までサポートされる可能性も考えられます。

一方で「OPPO A79 5G」は、Android 13(ColorOS 13)を初期搭載していて、ことし5月に1回目となるAndroid 14(ColorOS 14)へのソフト更新が行われています。

すでに公約である最低1回のOSバージョンアップは満たしてしまっており、2万円台の低価格もである本機に、Android 15以降へのサポートされるかは不透明な状況です。

ただ旧モデル「OPPO A77」では現時点までに2回の更新が行われていることを踏まえると、サポートされる可能性も捨てきれません。

「OPPO Reno 10 Pro 5G」も、すでに1回目のOSバージョンアップが実施されていており、現在Android 14(ColorOS 14)に対応しています。

本機種の定価は8万6800円と、現行モデルの中では最高額の機種であり、3年前の当時の最高額モデルであるOPPO Find X3 Proが3回のOS更新を迎えています。

Find X3 Proの前例から、Reno 10 Pro 5Gにも同等程度の回数でOS更新が行われる可能性があります。

なお公開されているセキュリティアップデートの期間と、Androidバージョンアップの実施回数の方針は、SIMフリーモデルのみが対象である可能性があります。

過去発売されたOPPOスマートフォンの中には、特定の携帯電話会社から販売されていた一部モデルで、長らくOS更新が行われていない事例もあるため、通信事業者モデルを購入する前には留意が必要です。

 

関連記事 : 【OPPO】機種別Androidのバージョン・アップデート対応リスト

情報元(Source) 1 : Android Enterprise | オッポ

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