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OPPO、ロック画面のパスワード忘れても「リセット」可能に。条件付きで初期化不要

多くのスマートフォン利用者が、自身の端末にロックをかけていますが、基本的にパスワードを忘れてしまうと、どの機種でも初期化するほかありません。

しかし今月よりOPPOスマートフォンの一部機種において、変更後のパスワードを忘れた場合に限り、条件付きで暗証番号をリセット・解除できる機能が利用できるようになっています。

 

OPPO端末 古いパスワードでリセットが可能に

OPPOスマートフォンの一部機種において、パスコードを変更したものの、その内容を失念してしまった場合に限り、古いパスコードを使ってリセットできる機能が追加されました。

具体的に機能をみていきますと対応機種では、パスワードの変更後に複数回ロックの解除に失敗すると、入力画面に『古いパスワードでリセット』というボタンが表示されるようになっています。

『古いパスワードでリセット』

このボタンを押すと、以前まで使用していたパスワードの入力を求められ、正しく入力を行うことで、忘れたパスワードはリセットされます。

つぎの画面で再度パスワードを設定し直すことが可能です。

なおこの手法が利用できるのは、パスワードを変更したことがある場合に限られます。

変更前の旧式パスワードの入力を求められる画面

 

リセット機能の「要注意点」

忘れたパスワードを、以前まで使用していたパスコードでリセットできるのは、これまで忘れてしまえば初期化しか手段しかなかったことを踏まえると、便利な救済措置と言えるでしょう。

一方でパスコードを第3者に知られてしまったことを理由に、暗証番号を変更した場合においては一転して要注意機能となりえます。

たとえパスワードを変更したとしても、以前のパスワードでのリセット・変更が可能になるわけで、それを知る第3者に本機能を悪用される可能性は否定できません。

このため、第3者にパスコードを認知されている可能性がある場合は、一度リセットを防ぐためのダミーとなる適当なパスワードに変更したうえで、その後本命の新しいパスワードを設定するのが有効な対策となります。

また新しいパスワードを忘れてしまうことが懸念される場合は、ダミーパスワードのメモを取るなどして控えておくのが大事です。

OPPO端末では、殆どのモデルで指紋認証・顔認証を搭載しているため、生体認証を組み合わせることで、盗み見のリスクを低減させることが可能です。

 

古いパスワードでリセット機能の対応機種

現在本機能は、日本で販売されている機種としては「OPPO Find X8」のみ利用することができます。

この古いパスワードでリセットできる機能は、ColorOS 15(Android 15)の新機能の一環であるとみられ、今後アップデートを通じて対応機種の拡大が見込まれます。

現在ColorOS 15に対応しているスマートフォン・タブレットは次の5機種です。

  • OPPO Find X8
  • OPPO Reno11 A
  • OPPO Reno 10 Pro 5G
  • OPPO A3 5G
  • OPPO Pad 2

 

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