OPPO Japan、２年以上販売していたロングセラー機種の販売を終了

オッポ直営店の『OPPO公式楽天市場店』において2023年から2年以上にわたって販売されていたOPPO製品の取り扱いが終了していたことが分かりました。

4月30日までに終売となったのは、スマートウォッチ「OPPO Band 2」で、この他にも近い時期に終売を迎える可能性や予兆のある機種もみられます。

OPPO楽天市場店から販売ページが削除販売終了に

OPPO公式楽天市場店は、2025年4月30日までにスマートウォッチ「OPPO Band 2」の販売を終了しました。

本機種の商品ページは既に削除されてしまっていて、2023年1月に発売されたOPPO Band 2の販売期間は約2年3ヶ月でした。

過去には半年ほどと、短期間で販売が終了したOPPOスマホもある中で、かなり長期に渡って売られ続けたロングセラーモデルとなりました。

一方で「OPPO公式オンラインショップ」と「OPPO公式Yahoo!ショッピング店」には、現在も販売ページが公開されたままとなっています。

ただし両店とも、少なくとも2週間ほどは在庫切れの状態が続いていて、事実上の終売状態となっています。

すでに楽天市場店で販売ページが削除されていることを踏まえると、上記2店でも今後販売ページが閉じられることになるものと予想されます。

4月を持って幕を下ろすことになったOPPO Band 2ですが、このほかにも販売終了の予兆や可能性のある機種があります。

まずスマートフォンでは「OPPO A79 5G」（2024年2月発売）が候補の1つで、同機種には既に後継モデルが出ています。

さらに楽天市場店以外のOPPO公式店においては、OPPO Band 2と同様に少なくとも数週間在庫切れの状態が続いています。

また在庫のある楽天市場店でのみ値下げも実施されており、この点は在庫処分という見方もできます。

つぎの候補は「OPPO Pad 2」で、2023年10月に発売されたハイエンドモデルのタブレット端末です。

記事作成時点では公式3店とも在庫が残っており購入が可能ですが、2025年3月より価格が8万9800円から6万9800円に、2万円もの大きな値下げが実施されました。

本機種には後継機は現時点では未発売となっていますが、今年で発売から2年を迎えることを踏まえると、在庫処分に向けた動きの可能性が考えられます。

OPPO Japanの主力商品はスマートフォンですが、5年前の2020年9月からスマートウォッチ市場に参入しています。

しかしOPPO Band 2の販売が終了したことにより、スマートウォッチ・スマートバンドカテゴリーの製品は国内では事実上の消滅となりました。

今後系譜を継承する新モデルが登場するかは、現時点では明らかではないものの、今後の動向が注目されることになりそうです。

ただ2023年から新モデルを出していない背景を踏まえると、撤退に近い状況とも言えそうです。

▽OPPOの歴代スマートウォッチ製品

2023年1月 : OPPO Band 2（現時点での最終モデル）

2021年12月 : OPPO Watch Free

2021年4月 : OPPO Band Style

2020年9月 : OPPO Watch 41mm

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