スマートフォン「OPPO Reno11 A」は、9月2日に配信されたソフトウェア更新によって、目玉機能の「AI消しゴム」が使えなくなる不具合が起きることが判明していました。
この問題を改善するためか、前回のアップデート配信から1ヶ月が経たない19日に、異例となる2回目のソフト更新が実施されたことが分かりました。
「問題を修正」Reno11 Aに異例の連続ソフト更新
OPPO日本法人のオウガ・ジャパンは、ホームページ上で「OPPO Reno11 A」に対して、9月19日よりソフトウェア更新の配信を順次開始したことを明らかにしました。
OPPO Reno11 Aに対しては、9月2日にソフト更新が実施が行われたばかりであり、1ヶ月以内に立て続けにアップデートが提供されるのは異例です。
更新内容については「既知の問題を修正します。」としています。
この問題とは2日配信のソフト更新で見つかった「AI消しゴム」が表示されなくなり利用できなくなる不具合を指しているとみられます。
不具合が確認されたソフト更新のビルド番号は「CPH2603_14.0.1.912(EX01)」(9月2日配信)で、今回修正が行われたもののビルド番号は『CPH2603_14.0.1.913(EX01)』となります。
また更新内容の中で「Androidのセキュリティパッチを2024年8月に更新し、セキュリティを向上させます。」と一部2日配信の更新と同じ記述がされていることから、不具合の修正以外には大きな変更は実施されていないものと考えられます。
すでに不具合は改善する方法が判明
OPPO Reno11 Aの不具合については、OPPOカスタマサポートに問い合わせたユーザーが、オッポ側から提示された解決方法を「価格.com」上に投稿しており、すでに解消する手順が判明しています。
書き込みによりますと、基本的には「アルゴリズムプラグイン」を更新することで改善するということで、他のReno11 A利用者が投稿を元に試したところ、不具合が解消されたことが報告されています。
まだ9月19日のソフトウェア更新(ビルド番号 : CPH2603_14.0.1.913(EX01))が配信されておらず、不具合が起きているという場合は、上述した解決方法を試すか、アップデートが行き届くまで待機する必要があります。
なお9月2日の配信のソフトウェア更新については、すでに配信が停止されているのか、筆者の保有するReno11 Aには、19日までに不具合が明らかになった2日配信のソフト更新が来ることはありませんでした。
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情報元(Source) 1 : OPPO Reno11 A - アップデート情報
情報元(Source) 2 : 価格.com - 『AI消しゴムが無くなってしまった』 OPPO Reno11 A SIMフリー のクチコミ掲示板