6月に発売されたスマートフォン「OPPO Reno13 A」には、新しい機能が複数搭載されており、とくにAIに関する機能が目玉になっています。
Reno13 Aに多数追加されている新機能ですが、実はOPPO Reno11 Aなど型落ちになった旧モデルでも同じ機能が使えるようになっています。
OPPO旧機種でも実は対応している新機能
スマートフォン「OPPO Reno13 A」においては、生成AIを活用したものを中心に、新機能が複数搭載されています。
搭載された新機能ですが、実はOPPO Reno13 Aでなくとも利用できるものが多く、例えば前モデル「OPPO Reno11 A」でも、ソフトウェア更新を行うことで同じ機能が追加されます。
新機能の一例を挙げて見ますと、AIで画質の悪い写真を高画質にする機能などを搭載した『AI写真編集』は、前Reno11 Aでも全ての機能を使うことが可能です。
旧機種でも同じ新機能が使える
OPPO Reno11 Aにおいて、Reno13 Aの新機能を使うには、条件としてAndroid 15(ColorOS 15)にバージョンアップをする必要があります。
またReno11 Aに限らずとも、Android 15に更新したOPPOデバイスでは、一部の機種を除いて、Reno13 Aと同じ新機能のほとんどを利用することができるようになっています。
ひとつだけ「旧型では使えない機能」も存在
上述のようにOPPO Reno13 Aの新機能のうち、その殆どが型落ちになった旧モデルの機種でも利用できます。
一方で新モデルでしか使えない機能もあって、その名前は「AI Studio」です。
OPPO Reno13 Aには、AI Studioというアプリが標準で搭載されています。
「AI Studio」とは、生成AIによって1枚の写真から数秒間の映像を作成したり、画像をアニメ作品風に変換することができる機能となっています。
似たものとしては、ことし3月に対話型生成AIサービスの「ChatGPT」において、写真を指定した画風に仕上げる画像加工機能が提供され、大きな反響を呼びました。
OPPOスマホでは、これからは別途アプリをインストールせずとも、標準機能で近いことができるようになった形です。
このAI Studioは、現在OPPO Reno13 Aを含む最新モデルのうち、限られた機種のみ搭載されています。
Reno13 Aの新機能 ほかの機種における対応状況
このようにOPPO Reno13 Aでなくても、対応機種であれば買い替えることなく新機能の多くを活用することができます。
一方で同じOPPO端末でも、機種よって対応している機能に若干の差があります。
以下、Android 15(ColorOS 15)に対応している各OPPOスマートフォンにおいて、Reno13 Aで搭載された新しい機能のうち、機種ごとに使える機能と非対応の機能をまとめました。
▽OPPO Find X8
OPPO Reno13 Aの新機能すべてに対応
▽OPPO A3 5G
「iPhone で共有」以外のOPPO Reno13 Aの新機能が利用不可
▽OPPO Reno11 A
「AI Studio」を除いたOPPO Reno13 Aの新機能に対応
▽OPPO Reno10 Pro 5G
「AI Studio」を除いたOPPO Reno13 Aの新機能に対応
OPPO Reno13 Aに搭載された数々の新機能のうち、『AI Studio』除けば、概ねReno13 Aの新機能は、その他のモデルでも利用できることが可能です。
このため予算を抑えながら、新機能も欲しいユーザーにとっては、価格の落ちている型落ち機種も有力な候補になりそうです。
一方で最も価格の安い機種である「OPPO A3 5G」のみ例外となっており、殆どのAI関連機能が利用できない制約が設けられているため、これから購入を検討している場合は注意が必要です。
関連記事 : OPPO Reno13 AにおけるOPPO Reno11 Aからの「変更点」