OPPO、Android 13対応スマホを4機種に拡大。旧モデルにもソフト更新行う見通し

OPPO JapanがAndroid 12搭載のスマートフォンなどに、Android 13へのソフトウェアアップデートを相次いで実施しています。

4月から3ヶ月つづけてソフトウェア更新を行っており、昨年発売されたすべてのモデルでAndroid 13が利用可能になっているほか、2年前の旧機種にに配信を行う予定であることが分かっています。

日本でOPPOを取り扱うオウガ・ジャパンは、昨年よりAndroid 13のソフトウェアアップデートの配信をはじめていて、まず去年11月末に「OPPO Find X3 Pro」を対象にアップデートを開始しました。

その5ヶ月後の4月にOPPO Pad Air、5月にOPPO Reno7 A、そして6月にはOPPO A77と4月以降、3ヶ月連続で対応機種が拡大しています。

約7ヶ月かけて、4機種に最新OSを利用できるよう更新を進めていることが分かります。

機種別で見ますと、OPPO Find X3 ProとOPPO Reno7 AはAndroid 11から通算して2回目のOSバージョンアップとなりました。

「Reno A」シリーズで2度のOS更新が行われるのはReno7 Aがはじめての事例です。

またOPPO Pad Air・OPPO A77は発売以降はじめてのバージョンアップとなっています。

現在配信が実施されているのは2022年モデルのOPPO製品が中心となっていて、それ以前のモデルには2021年モデルのFind X3 Proへの配信のみに留まっています。

一方オッポが発表している配信スケジュールリストから、Find X3 Pro以外の2021年以前のOPPOスマホにも配信されることが判明しています。

機種名は「OPPO Reno5 A」で、2021年6月に発売された旧モデルです。

OPPOがグローバル向けに公開している配信スケジュールによりますと、OPPO Reno5 Aへの提供は2023年前半を予定していると記載されています。

すでに2023年も後半に差し掛かっていて、いつ配信が行われても不思議ではない時期になっています。

Android 13への対応が進められるOPPOスマートフォンですが、一方一部の携帯電話会社から販売されているキャリアモデルには配信が行き届いていない機種もあります。

「OPPO Reno7 A」はau・UQ mobile・ワイモバイル・楽天モデルの4社で販売されていますが、このうちY!mobile・Rakuten Mobileモデルへは、記事執筆時点でAndroid 13への更新が行われていない状況にあります。

一方これまでOPPOがSIMフリーモデルのみアップデートを実施し、キャリアで販売している端末へのアップデート配信を行わなかったことはありません。

オッポに限らず、キャリアモデルへのアップデート配信は遅れる傾向にあってReno7 AにAndroid 12が配信された際にも、モデルごとに配信時期が異なりました。

2022年11月7日 : Reno7 A SIMフリーモデルに配信開始

2022年11月24日 : Reno7 A 楽天モバイル版に配信開始

2022年11月28日 : Reno7 A ワイモバイル版に配信開始

2022年12月5日 : Reno7 A au＆UQモバイル版に配信開始

OPPO Reno7 AにAndroid 12が配信された際には、SIMフリー版の配信開始から全モデルに行き届くまで、およそ1ヶ月間要したことが分かります。

こうした背景からすべてのモデルにAndroid 13が行き渡るには、今後数週間から数ヶ月程度間が開く可能性が高いと見られます。

OPPO Reno5 Aへの配信予定も含め、すべてのモデルでアップデートが利用できるよう、オッポの早期対応が待たれるところです。

リンク

情報元（Source） 7 : ColorOS 13 | OPPO Global

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