OPPOでは新しい機種を発売した後も、それに伴い型落ちとなったスマートフォンを販売しています。
古い機種の購入を検討する時、どの程度性能や機能が落ち、その分価格が抑えられるかという点に注目が集まります。
ただしOPPOには、これ以外にも購入前に確認しておきたいポイントとして「サポート終了日」が機種ごとに定められています。
いま買える型落ちのOPPOスマートフォン
OPPO Japanでは、新機種発売によるスマートフォンのモデルチェンジを行った後でも、一定期間型落ちスマートフォンを継続して販売する体制を取っています。
新機種登場に伴う価格改定、あるいは新機種の値上げにより、旧モデルは安く買えることが多い為、あえて型落ち機種を選ぶユーザーも少なくありません。
また新機種の発売前にかけては既存の機種が値下げされることもあって、今発売中の型落ちモデルのOPPOスマートフォンと販売価格は下記のとおりです。(2024年4月26日時点)
- OPPO Reno7 A : 3万9800円(1世代型落ち)
- OPPO A55s 5G : 3万3800円(2世代型落ち)
- OPPO A77 : 2万4800円(1世代型落ち)
合わせて販売中の型落ちOPPOスマホと、現行モデルとの価格差などを見ていきます。
「OPPO Reno7 A」と後継機である「OPPO Reno9 A」(4万6800円)は性能面での差は少ないながらも、価格には7,000円の差があります。
「OPPO A77」と後継機である「OPPO A79 5G」(2万9800円)との価格差は5,000円です。後継機では性能・機能面ともに大きく向上しています。
現在購入できる型落ちモデルのOPPOの中で、唯一例外なのは「OPPO A55s 5G」で、A55s 5Gのほうが性能・機能共に落ちるものの、後継機より4,000円高く販売されています。
注意したいのはデバイスの「サポート期間」
OPPOに限らず、新しいスマートフォンと型落ち機種を検討するときによく着目されるのが、古い方の機種は新しい機種と比べて性能や機能にどれほど差があるのかというポイントです。
ただ性能や価格以外にも、購入前に確認しておきたいのは各端末に定められている「サポート期間」の存在です。
オッポでは、スマートフォンの発売後4年を目処に、サポート終了日を決めていて、OPPO公式ホームページで公開されているほか、当サイトでも掲載しています。
現在販売中の型落ちモデルのOPPOスマートフォンのサポート終了日は次の通りで、早いモデルでは来年にもサポートが終了する予定となっています。
- OPPO Reno7 A : 2026年6月30日
- OPPO A77 : 2026年6月30日
- OPPO A55s 5G : 2025年11月30日
所定のサポート期間を過ぎると、OPPO Japanでは修理が受け付けられなくなるため、これ以降は端末の故障などが起きると、そのまま使い続けるか買い替えの2択となります。
またはメーカー非正規店での修理なども候補に上がるでしょう。
なお携帯電話会社から購入した通信事業者モデルは、サポート終了日が異なり、一部モデルはSIMフリー版よりやや期間が長く設けられています。
今から買ってもOKな型落ちOPPOは?
型落ちモデル3機種と、最新の現行モデルを合わせると6機種のOPPOスマートフォンが販売されています。
今OPPOの購入を検討している人の中には、型落ち機種を選んで価格を抑えたいと考えているユーザーもいるでしょう。
3つある型落ちのOPPOスマホの中で、今から購入してもOKと言える旧機種は「OPPO Reno7 A」です。
メーカーのサポート終了日まで、残り約2年残っています。
まずスマートフォン自体の性能や機能は、後継機のOPPO Reno9 Aと大きな差がありません。
そのうえでReno9 Aより7,000円安い3万9800円で購入することが可能(SIMフリーモデル)になっており、Reno9 A程度の性能が必要なユーザーであれば、今Reno7 Aを選んでも十分利用できると言えます。
サポート期間以外の注意点としては、Android 14(ColorOS 14)以降にはバージョンアップされない可能性があります。
現時点でAndroid 13(ColorOS 13)までがサポートされています。(ワイモバイル版・楽天モバイル版除く)
逆に今からの購入はオススメできない機種の1つは2世代前の「OPPO A55s 5G」です。
OPPO A55s 5Gは、サポートが来年11月末をもって終了するため、終了日まで2年を切っている上、後継機「OPPO A79 5G」がA55s 5Gより4,000円安く購入できる状況となっています。
OPPO 79 5Gと比べ、A55s 5Gが明確に勝っている部分は防水防塵機能程度であり、特別な理由がなければA79 5Gを選択したい所です。
またAndroid 13(ColorOS 13)以降は現在未サポートで、Android 12止まりとなっています。
このほか1世代前の「OPPO A77」はユーザーや使い方を選ぶ機種です。
まだ1年6ヶ月前のモデルですが、2024年現在としては必要最低限ラインギリギリ程度の性能となっており、5,000円多く払ってでも後継機(OPPO A79 5G)の購入をオススメしたい1台です。
一方でAndroid 14(ColorOS 14)まで対応しているため、2年以上先のサポート終了日を含めても機種自体はまだまだ使える期間内にあります。