中国シャオミの日本法人Xiaomi Japanは、8月1日より日本で販売しているAndroidタブレットなど一部製品の値上げを行います。
値上げ幅は大きい製品で16,020円の価格改定が適用されることとなっていて、Xiaomi Japanによれば日本円の為替レートなどの影響で、価格の維持が困難であるとしています。
Xiaomi Pad 5など計6製品が一斉値上げ
きょう8月1日からXiaomi Japanが価格改定を行う製品は計6機種で、シャオミは楽天市場店などの、各公式オンラインショップで値上げに踏み切りました。
人気の高性能Androidタブレット「Xiaomi Pad 5」は、安価なモデルでこれまでより16,020円高い、43,780円から59,800円への値上げが行われています。
ほか値上げ率が最も高い製品は最大83%の値上げとなっています。
利益率を5%以下に抑えることで他社よりリーズナブルに製品を販売していたXiaomiですが、今回の値上げはシャオミとしては痛手となりそうです。
円安など影響「価格維持困難な状況」
この価格改定についてXiaomi Japanは自社が適切な価格での提供に最大限努力しているとした上で、日本円の為替レートやコストの高騰が原因で、従来の価格設定を維持することが困難になったと発表しています。
そのうえで今後も高品質なサービスと商品を継続することを目的に値上げを行うとしており、消費者らに理解を求めました。
肝のスマートフォンなどは従来の価格を維持
タブレット端末やウェアラブル端末が軒並み値上げされた中、Xiaomi Japanの軸となっているスマートフォンの値上げは避けられました。
8月1日以降も、最安モデルの「Redmi 9T」は従来の価格設定(17,490円)で販売が続けられており、引き続きこれまでの値段で購入することが出来ます。
しかし今回の値上げはXiaomi単独の問題ではなく、円安など情勢的な背景が大きいため、今後スマートフォンの価格改定が実施される可能性も否定できません。
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情報元(Source) : MiJapan