OPPO Japanは公式SNSで、一部機種に搭載されている通知のぞき見防止機能の活用を呼びかけました。
名称のとおり、スマートフォンに届いたLINEなどの通知が第3者に覗かれるのを防ぐことができる機能で、満員電車内などで利用者のプライバシーを守る機能として役立ちます。
「通知のぞき見防止」設定方法
オッポ利用者に呼びかけられた「通知のぞき見防止」は、デバイスの設定にある「通知とステータスバー」の項目から有効にすることができます。
OPPO JapanがTwitterで案内している手順は旧バージョン向けのものとなっており、最新のAndroid 12以降のバージョンで、機能を有効にする方法は次のとおりです。
① デバイスの「設定」アプリを開きます。
② 「通知とステータスバー」をタップします。
③ 『のぞき見防止』の横にあるスイッチをオンにします。
なおはじめて機能を有効にする場合、OPPOの画面を見ている人物が利用者本人であるか確認するため、顔情報を登録する必要があります。
④「顔の登録」ホップアップが表示されたら「登録する」を選択します。なおロックの解除方法に顔認証を設定していても、専用の顔データを登録する必要があります。
⑥ 端末に設定しているパスコードを入力し、表示されるサークル内に顔を入れて登録を進めます。途中顔を動かすよう指示されるので、案内に従って顔を動かします。
最後に「登録が完了しました」と表示されれば設定完了です。
どのようにのぞき見を防止?
OPPOの、のぞき見防止機能は、利用者以外の顔が認識されているときに通知が届いた場合に、通知内容が自動で非表示となります。
通知を受信したアプリのアイコンと名称のみ表示され、具体的な内容は、通知センターやアプリから、覗かれていない状況で確認することができます。
とくに混雑した列車など公共交通機関や、並んでいるときなどに効果を発揮し、同時に利用者に端末が覗かれている可能性を示す機能です。
なおのぞき見の恐れがない状況下でも、デバイスの内カメラを使用している、暗所で顔を認識できない、通知を受信したアプリがロックされている場合も、通知内容が非表示になるということです。
利用できる機種はReno7 Aのみか
プライバシーを守るのぞき見防止機能は、OPPO Reno7 Aを除く他の機種では搭載されていません。
OPPO Reno5 AやOPPO A77など、ほかのオッポデバイスでは、設定項目自体が存在しておらず、現時点では機能を利用することができません。
なお数ヶ月以内に、OPPO Reno7 Aの後継モデルが発表される可能性があり、次期新機種以降、対応機種が拡大されていくことが予想されます。
また現在機能が搭載されていないモデルでも、アップデートなどを通じて追加されることに期待したいところです。
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