OPPOスマートフォンを利用していると、画面右上あたりに緑色の点(インジケータ)が表示されていることがあります。
Android 12以降の機種で表示されるようになっているこの表示は、カメラ・マイクが使用されていることを利用者に知らせているもので、ユーザーを保護するセキュリティ機能の1つです。
カメラもしくはマイクの使用を利用者に通知
OPPOスマートフォンにおいて、ディスプレイ右上に緑色の点=インジケータが表示されるようになっているのは、Android 12(ColorOS 12)でプライバシー機能が強化されたためです。
Android12以降のOPPOデバイスで表示される緑の点灯は、点灯しているあいだ端末のカメラかマイクがアプリによって使用されていることを、ユーザーに知らせています。
これにより、悪意を持った外部アプリが利用者に断りなくカメラ・マイクにアクセスしても、ひと目で分かるようになっています。
プリインストールされているアプリだと「カメラ」での撮影時や、「レコーダー」での録音時、ほか音声検索時やLINEの通話時などにも緑色のインジゲータが表示されます。
なおインジゲータが表示される前には、カメラもしくはマイクが使用されはじめたことをよりわかりやすく示すため、1秒ほど大きめにアイコンが表示されるようになっています。
どのアプリが使用しているか確認可能
緑色の点が表示されている間は、OPPOスマートフォンのカメラが使用されていることを示しています。
カメラ・マイクを使用しているアプリを確認した場合、ランプが付いている場合は、どのアプリによって使われているかチェックすることが可能です。
① 画面上部から下にスワイプして、コントロール・通知センターを表示します。
② 右上の電波状況を示すアイコンの隣に表示されている「緑色のアイコン」を押します。
このとき、カメラが使用されている場合にはカメラマーク、マイクが表示されている場合はマイクマークで、なにが使われているかを判別することができます。
③ カメラもしくはマイクを使用しているアプリ名が確認できます。
OS標準機能で現時点で消すことはできず
Android 11以前のスマートフォンでは表示されていなかった緑色の点灯ですが、現時点ではこの表示を削除するオプションは用意されていません。
また前述の通り、セキュリティを強化する目的で搭載されている機能であるため、今後なくなるとも考えにくいところでしょう。
なおAndroid端末だけでなく、アップルのiPhoneでも、iOS 14以降よりカメラ・マイク使用時に緑色の点が表示されるようになっていて、スマートフォン標準機能になりつつあります。
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情報元(Source) : Android 12とは?新機能から変更点など一挙紹介