スマートフォンはポケットの中に入れていていると、ディスプレイが触れられていると誤認識してしまい、ユーザーが予期せぬ操作(誤動作)を引き起こす可能性があります。
OPPOのスマホにはそうした誤動作を未然に防ぐ機能が搭載されていて、本記事では、誤動作防止設定方法や機能の働きを紹介します。
ポケットでの誤動作防止機能を有効にする
OPPOのスマートフォンには、ポケットに端末を入れているときの誤動作を防ぐ「ポケット内ミスタッチ防止」機能が備えられています。
ColorOS 13(Android 13)以降のバージョンを搭載するOPPOスマホで利用ができるようになっていて、つぎの手順で有効にすることができます。
また機能が不要な場合は同じ手順でオフにすることも可能です。
① 「設定」アプリを起動します。
② 「ホーム画面とロック画面」をタップします。
③ 『ポケット内ミスタッチ防止』を押してオン(ボタンを青色)に切り替えます。
これによりOPPOスマホでポケットに入れているときに誤動作を起こさないようにすることができます。
ミスタッチ防止機能の働き
OPPOの「ポケット内ミスタッチ防止」機能は、スマートフォン上部に内蔵されている近接センサーが塞がれているときに、画面の操作が行われないようにします。
ロック画面が表示されている状態で、スマートフォンの上部がポケットなどで覆われると「ポケット内ミスタッチ防止」の画面が表示されます。
この間OPPOスマートフォンには、上部を覆っているものを離す(ポケットから取り出す)か、画面下部に表示されている「◯」を上にスワイプするまで、この画面が表示され続けます。
これによりロック(待ち受け)画面から、誤って通知を開いてしまう・予期しない返信をしてしまう・パスコードの入力が意図せず行われ失敗してしまう、などといった事態を防ぐことができます。
Android 12以前でも対策可能
ColorOS 12(Android 12)以前のバージョンを搭載するOPPOスマートフォンには上述した「ポケット内ミスタッチ防止」機能は備えられていません。
一方で旧モデルも対策は可能で、画面に触れてもディスプレイを点灯しないようにすることで、誤動作を防ぐことができます。
① 「設定」アプリを起動します。
② 「ホーム画面とロック画面」を選択してください。
③ 『ダブルタップで画面を起動またはオフ』をタップしてオフ(ボタンを灰色)に切り替えます。
この設定を行うことにより、画面に触れてもスリープ状態が解除されなくなり、ポケット内での誤動作を未然に防止することができます。
一方で本機能はボタンを押さずとも画面に2回触れてスマホを点灯させることができる便利機能の1つであるため、オフにすることにより多少使い勝手が変化することになります。
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