オッポが取り扱っている「OPPO Reno5 A」は日本のみで販売されている限定モデルです。
他国では正規には販売されていないReno5 Aですが、隣国ロシアに在住している人にOPPO Reno5 Aが多数買われていることが、海外通販サイトの書き込みから分かりました。
海外通販で「Reno5 A」が販売 購入者の多くはロシア人
中国アリババグループが運営している通販サイトAliexpress(アリエクスプレス)では、世界中に向けて商品が販売されており、日本からも利用ができます。
そのAliexpressにおいて、日本でしか販売されていないはずの「OPPO Reno5 A」が売られています。
アリエクスプレスで売られているスマートフォンの多くはグローバルモデルで、日本のみで発売されている機種が売られているのは珍しい事例です。
商品ページにはこれまでに866回の注文があったことが記されています。
中国Aliexpressで販売されているOPPO Reno5 Aを購入しているユーザーは主にロシア在住の利用者の模様です。
アリエクスプレスでは商品のレビュー欄に評価を投稿したユーザーの国籍が表示される仕様になっているのですが、199個寄せられているレビューのうち70の投稿がロシアからのものでした。
またほかのストアでもReno5 Aが販売されており、同じくロシアからの購入者が多いようで、ロシアからのレビュー投稿が多数見られました。
ほかブラジルからの評価も多く、OPPO Reno5 Aが各国で利用されているようです。
ロシアに渡っているのはワイモバイル版Reno5 A
OPPO Reno5 Aには、オッポが販売するSIMフリーモデルのほか、通信事業者から販売されているキャリアモデルが存在しています。
ロシア在住のユーザーがレビューに投稿した写真を確認しますと、aliexpressで販売されているReno5 Aはワイモバイル版であることが確認できます。
海外での使用が想定されてないのか、ロシア語に設定しても一部のアプリは日本語表記のままとなっています。
またOPPO Reno5 Aには電源アダプタと充電ケーブルが内蔵されておらず、利用者が用意する必要があります。
しかしAliexpressにおけるOPPO Reno5 Aの販売者は充電器を同梱しているようです。
なお充電器はOPPO純正品ではなく、社外品の製品が送られていると見られます。
ロシアではOPPOのスマートフォンなどが正規販売
OPPO Reno5 AがAliexpressで販売され、なぜロシア人の購入者が多いのかは定かではありませんが、OPPO自体はロシアでスマートフォンなどOPPO製品を正規販売しています。
ことし2月にロシアによるウクライナ侵攻がはじまって以降も、オッポロシア法人は各製品の販売やサポートなど事業を継続しています。
一方で現地ではOPPO Reno5 Aは当然ながら取り扱われていません。
ロシア国内でOPPO端末が入手できる環境であるのにも関わらず、日本限定モデルのReno5 Aを購入するロシアユーザーがいるのか気がかりなところです。
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情報元(Source) 1 : Aliexpress
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