BCN+Rは同社が2021年1月1日から12月11日までの、およそ1年に渡る期間に集計したデータに基づいて作成された『2021年に売れたAndroidスマートフォンTOP 10』を発表しました。
うちBCNが発表していた週間の実売台数ランキングでは好調の模様も見せていたOPPOですが、残念ながら1年間の総合ランキングTOP 10には入れず。ただ一方同じ中国メーカーのXiaomiはランキングに入っている分かりました。
OPPOが入り込めなかった「2021年に売れたAndroidスマホTOP 10」
次のランキングは、2021年1月1日から2021年12月11日の11ヶ月10日に及ぶ期間に集計されたデータに基づくAndroidスマートフォンの実売台数トップ10となります。
オッポは、今年「OPPO Reno5 A」や「OPPO A54 5G」などといった売れ筋モデルを国内でリリースしていますが、残念ながらTOP 10圏内に食い込むことは出来ませんでした。
1位 AQUOS sense4 basic A003SH(シャープ)
2位 らくらくスマートフォン F-42A(FCNT)
3位 AQUOS sense3 basic(UQ mobile)(シャープ)
4位 BASIO4(京セラ)
5位 Xperia Ace II SO-41B(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
6位 Galaxy A21(UQ mobile)(SAMSUNG)
7位 AQUOS sense4 lite SH-RM15(シャープ)
8位 Galaxy A21 SC-42A(SAMSUNG)
9位 Redmi 9T 4GB+64GB(Xiaomi)
10位 AQUOS sense4 SH-41A(シャープ)
2021年はXiaomiの躍進が目立ったか
1年間を通しての売れ筋スマートフォンとしてはランクイン出来なかったOPPO。ただ驚くのは国内で大々的な広告を展開しているオッポを追い抜き、また広い販路を持つOPPO Japanよりはブランドの知名度が劣るであろう「Xiaomi」のスマートフォンが9位にランクインを果たしたことでしょう。
中国のスマートフォンメーカーとしてTOP 10に入ったのは唯一の存在で、これはシャオミが国内で大きく躍進したと言う他ないところ。
Redmi 9Tの他にもOPPO対抗モデルの「Mi 11 Lite 5G」などを発売しており、シャオミが攻めた成果が少し上がってきたようにも思えるところです。
Xiaomiのスマートフォンは比較的知識のある層には以前から評されていましたが、今やシャオミはOPPOと同じく特定の客層に限らず選ばれるようになりつつあるように思える結果で、こうして1年間のランキングに姿を表すまで伸びている事が伺えます。
これによりシャオミが存在感を強めている事が明確になりましたが、この情勢の変化には2022年のオッポの出方が注目されることになりそうです。
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情報元 : 2021年に売れたAndroidスマートフォンTOP10、「AQUOS sense」シリーズが複数ランクイン 2022/1/1 - BCN+R