OPPOスマートフォンに搭載されているセキュリティソフト『Avast』が、人気ゲームアプリ「アークナイツ」から一時ウイルスを検出したと通知するようになりました。
1月27日までにアプリをインストールしていてもウイルスが検出されなくなり、問題が改善されていることが判明しました。
危険と通知していたOPPOスマホ
OPPOスマホにデフォルトで搭載されている「フォンマネージャー」アプリにはウイルススキャン機能が搭載されています。
1月20日からアークナイツをOPPOなど一部機種に入れていると、同アプリが悪質なアプリとしてウイルスに感染するおそれがあると、デバイスが警告を発するようになり、SNSでも利用者から報告が相次ぎます。
当時検証したところ、OPPO Reno5 Aなど数台のオッポ端末が危険なアプリとして認識していました。
しかし1月27日以降に、アークナイツをインストールした状態で、再度フォンマネージャーよりウイルススキャンを行ったところ『安全』であると判断されるようになりました。
過去のスキャンで危険判定されている場合、アプリ再インストールしたところ、危険との通知がなくなることを確認しています。
また同じくアークナイツを脅威とみなしていたファーウェイ端末も、1月27日以降アプリに危険性がないという表示に切り替わるようになっています。
セキュリティソフトが誤って検知した可能性
高リスクとの判断から一転し、アークナイツは危険性のないアプリとされるようになりました。
なぜ判定が変わったのかは明らかでないものの、誤検出だった可能性が挙げられます。
OPPOやファーウェイのスマートフォンのセキュリティソフトにはAvastが搭載されており、アプリに反応を示していたのはアバストであるとみられます。
一方で運営会社は検出が確認された20日から、危険と判定されなくなる27日までの間に、アップデートなどアプリに対して変更を行っていません。最終更新日は1月13日となっています。
またフォンマネージャーによれば、1月26日にウイルスライブラリの更新が行われたということで、Avast側の更新によってウイルスとの誤った検知されなくなった可能性があります。
安全なアプリとして引き続きプレイが可能
アプリに更新ないまま、危険性がないと判定が変わったことから、この一件はセキュリティソフトの誤検出の可能性が否定できないところです。
一時SNSではウイルスと検出されたことにより困惑する利用者の報告が多くなり、指示に従ってアンインストールしたというプレイヤーもいました。
しかし危険性のあるアプリとして見なされなくなり、これまで通り安心してプレイすることができそうです。
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