OPPO Japanは2022年10月に発売した廉価スマートフォン「OPPO A77」へ、Android 13へのソフトウェアアップデートの配信を開始しました。
OPPO A77は発売時Android 12を搭載していたスマートフォンで、同機種としては初めてOSアップデートが実施されることになります。
OPPO A77にAndroid 13配信はじまる
OPPO Japanは6月2日よりOPPO A77を対象にAndroid 13の配信をスタートしています。
筆者の所有するOPPO A77には、配信の発表から1ヶ月あまり経過した7月6日にアップデートがダウンロードできるようになりました。
更新ファイルのサイズは約3,35GBで、オッポによりますと、更新に要する時間はWi-Fiの場合で約40分、4G回線の場合で約60分かかるということです。
Android 13にアップデートされるに当たって、独自OS「ColorOS」のバージョンも合わせて13にアップデートされます。
ColorOS 13では、デザインの変更や機能の追加・改善などが施されており、変更点は下記のとおりに案内しています。
アクアモーフィックデザイン
・目への負担軽減を追求したアクアモーフィックデザインのテーマカラーを追加します。
・太陽と月の位置を陰を使って表す、シャドーリフレクティブ時計を追加します。
・UIレイヤーを最適化し、より鮮明で精密な視覚効果をもたらします。
画面のサイズに合わせて変化するレイアウトを採用し、画面の読みやすさを改善します。・フォントを最適化して、 読みやすさを改善します。
・最新のカラースキームを使用してシステムアイコンを最適化し、アイコンの判別のしやすさを向上します。
・多文化共生的な要素を組み込んで、機能を示すイラストを豊かで最適なものにします。
効率化
・スクリーンショットの編集に使用できるマークアップツールを追加します。・アプリや写真内の画像を認識してアナウンスする、新しい TalkBack 機能を追加します。
シームレスな相互連携
・スクリーンキャストを最適化し、キャストするコンテンツを投影先の画面に自動的に適応させることができるようになります。
・イヤホンの接続を最適化し、よりシームレスでシンプルな使用感を実現します。セキュリティとプライバシー
・プライベートフォルダを最適化します。 AES (次世代米国標準暗号) を使用してすべてのファイルを暗号化し、プライベートファイルのセキュリティを向上します。
ゲームエクスペリエンス
・ゲームアシスタントに音楽再生コントロールが追加され、ゲーム中に簡単に音楽を聴いたり調節したりすることが可能になります。
アップデート後 最適化に最大3時間
OPPO A77にAndroid 13へのバージョンアップを適用したところ、更新直後はタップしてから反応するまでに時間差が生まれるなど、一時的に操作にラグが起きることを確認しました。
これらの事象はアップデート完了後、時間を置くことで解消されました。
更新完了後は、最適化に1時間から3時間程度ほどかかるとし、充電するよう促す通知が表示されます。
更新後のソフトウェアバージョンは「CPH2385_13.1.1.200(EX01)」となります。
Androidセキュリティパッチは2023年6月5日のものが導入されます。
Android 13になったOPPOスマホでは、コントロールセンター・通知・標準アプリに機能の追加や変更が施されています。
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情報元（Source） : OPPO A77ソフトウェアアップデートのお知らせ | オッポ
