OPPOは多数のSIMMフリースマートフォンを展開していますが、その中でも人気なのは日本オリジナルモデルとされている「Reno A」と「OPPO Reno3 A」。
この2機種は国内ユーザーに向けて作られている製品ですが、実はこのOPPO Reno Aシリーズはは他のオッポ製品とは「技適認証」に関して異なる仕様が存在しています。
その差は「認証情報」に
まずOPPOだけでなく基本としてスマートフォン・タブレットなどの通信機器には、その国での通信を行うことの認可を受けている事を表す認証マークが端末内より確認できます。
そしてオッポの日本限定「Reno Aシリーズ」である『Reno A』と『Reno3 A』では勿論、掲載している画像の通り日本での認証資格にあたる技適マークが記載されており、これにより利用者は問題なくスマホを使うことができる訳です。
Reno A以外のOPPOには海外の認証が存在
バッチリ国内での認証は受けているOPPOのReno Aシリーズ。
しかし実は日本の認証のみを受けている機種はこのReno A系統のみに限られており、「Reno 10x Zoom」や「AX7」などといった他の機種では海外での認証情報が日本の技適マークと合わせて掲載されています。
このように日本だけで無く、タイやインドネシアなど各国の認証を受けている事が示されているのが分かります。
考えられる理由としては「OPPO Reno 10x Zoom」や「OPPO AX7」は海外でも販売がある為でしょうか、販路の事情で日本以外の認証マークが付与されているもと思われます。
実害はナシ
今回取り上げたようにOPPO製スマホにおいては、日本以外での通信の認証が取得されていない「OPPO Reno A」シリーズ。
結構な仕様の差異にも思えますが、これは日本国内で使用する場合においては全く問題はない要素で、このReno Aシリーズは日本でしか販売しないのですから、国外での通信に関する認可は不要となります。
加えて海外へ渡航した際に現地の通信会社(SIMカード)が利用できないと言ったトラブルは基本発生しないと思われ、利用者に与える国内外での実害はほぼなさそうです。。
またReno A・Reno3 Aはスペック・機能に対して価格が非常に安価であると好評ですが、その低価格を実現している理由の1つには日本の認証だけで済んでいる事も関係しているのかもしれません。
関連記事 : 海外版のOPPO Find X2 Proで 「技適マーク」が確認される