OPPOのスマートフォンには、端末内に同じアプリを2つ共存(複製化)させることのできる「クローンアプリ」(旧称App Cloner)が搭載されています。
本記事ではオッポのスマホでクローンアプリの使い方と設定方法を紹介します。
「クローンアプリ」を有効・複製にする
まずOPPOにおけるアプリクローン(App Cloner)を有効にする設定手順は次のとおりです。
① 端末の「設定」アプリを開き、トップ画面の下部にある『アプリクローン』(又はApp Cloner)をタップします。
② スマホ内にインストールされている、アプリクローンに対応したアプリが表示されますので、複製したいアプリを選択します。
③ 選択後に表示される「クローンアプリ」のスイッチをタップし、オンにします。
④ オンに切り替えると暫くしてから『「アプリ名(クローン)」がホーム画面に追加されました』と表示されます。
⑤ ホーム画面上にアプリ目の語尾にクローンと表記されているアプリが追加・生成されていれば、アプリの複製は完了です。
クローン化したアプリの名前を変更する
またクローンアプリに限っては、元のアプリとの識別性を高める為にアプリの名前を変更することができます。
① クローン化アプリの画面で「クローンアプリ名前変更」をタップします。
② 名前を入力するホップアップメニューが表示されるので、入力して『保存』を押してください。
③ 保存後ホーム画面に戻るとクローンアプリの名称が先程設定したものに変わっていればOKです。
複製されたアプリは独立した形で共存
この機能で、クローン化されたアプリは2つの独立したアプリケーションとして扱われ、データなどは共通ではなく、それぞれ別の保存領域を持ちます。
その為、双方は原則として干渉せず異なるアプリとして認識されます。
また「Nova Launcher」などといった、ホームアプリに純正以外のものを使用すると機能自体は存続しますが、なぜかクローンアプリが表示されないので注意しましょう。
クローンアプリの削除と注意点
「クローンアプリ」を用いて生成した複製アプリはもちろん削除(アンインストール)することも可能です。
他のアプリと同様にアンインストールする、もしくは「クローンアプリ」の設定から機能をオフにすることで利用を辞めることができます。
またクローン側を消しても、元のアプリに影響は及びません。
注意点として、1度端末内から消去してしまった場合、通常のアプリと同様に保存されていたデータも削除されてしまいます。
その為、機能の無効化すればデータの取り返しが付かなくなる恐れがありますので、必ず他の端末への移行などを行ってから消すようにする必要があります。
関連記事 : OPPO A73だけ新機能が搭載?【ColorOS 7.2】