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見た目・メモリ容量が進化。変化は少ない「OPPO Reno9 A」レビュー

最新スマホ「OPPO Reno9 A」を、OPPO日本法人オウガ・ジャパンより、一定期間お貸しいただいたので紹介します。

今作はメモリが8GBの増強されたことが特徴で、前モデルよりアプリの起動速度などが向上しました。

一方、前機種との差は少なく、OPPO Reno7 Aのマイナーチェンジモデルという印象を受けました。

 

前モデルと変わらない大きさもガラスで質感は高い

OPPO Reno9 Aの筐体は、前モデルのOPPO Reno7 Aとほぼ同じサイズを継承していて、Reno9 Aのほうが僅かに大きくなっています。

カラーはナイトブラックとムーンホワイトの2色で、今回はムーンホワイトをお借りました。

これまでOPPO Reno Aシリーズは水色を基調としたデザインでしたが、Reno9 Aではホワイト一色のシンプルなカラーが用意されることになりました。

背面素材はガラスに進化しており、落ち着いたデザインにくわえ、前モデルと比べてさわり心地が良くなっていて高級感に磨きがかかったように感じます。

他社製品では、樹脂やプラスチックなどを採用している機種も多く、高級感の増したデザインはReno9 Aのアピールポイントの1つです。

OPPO Reno7 Aと並べると、色など部分的な範囲を除き、デザインが共通していることが分かります。

ディスプレイはReno7 Aと変わらず6.43インチ、前モデルに続き有機ELを採用しているため、Reno5 Aで一度廃止されたことのある画面内指紋認証も存続しています。

2世代前のReno5 A(6.5インチ)や、廉価モデルのA77よりやや小ぶりな筐体です。

左からReno5 A、Reno9 A、A77

サイドフレーム部分はReno7 A同様にフラットになっており、形状が同一のため、持ち心地は変わっていません。

一方でガラスとなったため、重量が前モデルから増しました。基本的なサイズ感が変わっていないこともあり、やや重く感じています。

ただ競合モデルとなる複数の他社製品は軒並み190gを超えており、ガラス素材の機種では200g超えの機種もあるため、前モデルに続いて軽さはOPPO Reno9 Aを選ぶ理由の1つとなりそうです。

 

旧モデルとは異なり最新のAndroidが搭載

前モデルの「OPPO Reno7 A」では、発売時旧バージョンのAndroid 11が搭載されていて、OSが古いとの指摘がされていました、

新モデルとなったOPPO Reno9 Aでは、最新のAndroid 13(ColorOS 13)が標準で搭載されました。

これにより発売初期からOSが古いという懸念点はなくなったほか、前モデルReno7 Aは現時点でAndroid 13まで2度のOS更新がサポートされており、Reno9 Aのサポートにも期待できそうです。

Reno7 Aでは発売当初OSが古いという弱点があった

プリインストールアプリには、OPPO純正製とPlayストアなどGoogle系列アプリのほか、ショート動画アプリや人気ゲームアプリが標準で内蔵されていました。一部を除きアンインストールも可能です。

OPPO Reno9 Aのホーム画面

OPPO Reno9 Aに限らず、オッポのスマートフォン・タブレットには、Androidに便利機能を加えた「ColorOS」が搭載されています。

OPPOスマホ(ColorOS)では、操作形態が2つ用意されていて、従来のAndroidスマホと同じ3ボタン方式と、最近の機種で主流のジェスチャー操作から、使いやすい方を選ぶことができます。

また3ボタン方式の場合、標準設定では戻るボタンの配置が通常のAndroidスマートフォンと異なり反転していますが、左の方に移動させることも可能です。

ボタンとジェスチャーから選べる。使いやすいように調整も可能

 

CPUは据え置きもメモリ増量で動作向上

過去スペックダウンした機種もあったOPPO Reno Aシリーズですが、Reno9 Aは前モデルに続きCPUにはSnapdragon 695 5Gが搭載されています。

このためCPU性能の進化はないため、前作からスペックは据え置きとなっています。

一方本機種ではメモリが8GBに増量されたため動作感の向上が図られており、アプリの立ち上げなどReno9 Aのほうがワンテンポ早く動きます。

アプリのインストールも、OPPO Reno9 Aのほうが一歩早く完了します。

OPPO Reno Aシリーズは、2019年10月発売の初代Reno A以降、4世代に渡ってメモリは6GBでしたが、Reno9 Aではついに8GBに増量しました。

またメモリ拡張機能を利用することで、最大で8GBまでの拡張に対応しており、最大16GB相当のメモリを有することが可能です。

先代のReno7 Aは6GBまでしか拡張できませんでした。

左がOPPO Reno9 A、右がReno7 A

端末に負荷がかかる3Dゲームも、Reno7 Aと比べればラグは少なくなっています。

また「ゲームモード」を使うことで、ゲームプレイ中に端末にどの程度負荷をかけるかコントロールすることもできます。

ほか背面がガラス素材になって放熱しやすくなったのか、OPPO Reno7 Aに比べ、熱がこもりにくくなったと感じました。

 

カメラは前モデルと同等の映り

OPPO Reno9 Aは、前モデルからカメラ性能はほぼ変わっていない印象を受けています。ただし新しい撮影モードが追加されており、機能の強化が図られています。

以下OPPO Reno9 Aで撮影した写真の作例です。

ズームは最大6倍で、OPPO Reno7 Aから変更されていません。

左が標準撮影、右が6倍ズーム(最大)

気になったところとしては、撮影が完了したと思い構えるのをやめたタイミングで遅れてシャッターが切られることがありました。

貴重なシャッターチャンスを逃す恐れがあるため、今後ソフトウェアアップデートなどを通じて改善に期待したいところです。

風景撮影後にReno9 Aを降ろしたところ道路が撮られていた

以下は旧機種「OPPO Reno7 A」との比較です。

先代燃えるとはほぼ同程度の映り具合で、前モデルとほとんど変わりないと言っても差し支えなさそうです。

OPPO Reno9 A / Reno7 A

超広角カメラもReno7 Aと同等です。

一方空の色はOPPO Reno9 Aのほうが、肉眼で見たものと近く、旧モデルより実物に近い色合いで撮影できるシーンもりました。

OPPO Reno9 A / Reno5 A

動画撮影ではOPPO Reno7 Aと同じく、電子式手ブレ補正機能が搭載されています。

Reno5 Aなどで対応していた。4K撮影には先代モデルに引き続き非対応です。

 

マイナーチェンジモデル Reno7 Aよりワンテンポ早い

「もっとサクサク」を掲げ発売されたOPPO Reno9 Aですが、前モデルのOPPO Reno7 Aと比べ、その動作速度は間違いなく早くなっていると感じました。

アプリの起動やインストールなど、より軽快な動きをみせるようになっています。

競争する他社製品のメモリは6GB搭載の物が多いなか、メモリを8GBに増量したのは、価格の近い他社スマートフォンをリードする点となりそうです。

またガラス素材の採用により、質感が向上しており所有感を満たされる仕上がりで、Reno7 Aに続きデザインはOPPOの強みとなりそうです。

一方昨年OPPO Reno7 Aが軽さを宣伝されていましたが、175gから185gと重くなってしまったのは残念なところです。大きさがほぼ変わっていないだけに重量化をより感じました。

ただ昨今では200gを超えている機種も多く、引き続き市場の中でも軽量な部類にはいります。

ガラス素材で放熱性が高まったが重量が増した

基本性能やカメラ機能を含め、前モデルのReno7 Aから目立った変化は少なく、新機種という位置づけですが、事実上のマイナーチェンジモデルであると感じます。

初代OPPO Reno AやOPPO Reno3 Aユーザーであれば、一定の性能向上が見込め、買い替え先の候補として上がる機種となるでしょう。

一方Reno5 A・Reno7 Aからの乗り換えでは、スペックの面では大きな変わり映えは期待できないため、不調などが無ければあえて買い替える理由は少ないところです。

 

OPPO Reno9 Aを購入する

OPPO Reno9 Aは、OPPO公式オンラインショップ や OPPO公式 楽天市場店 、Amazon.co.jpなどから購入することができます。

このほか、楽天モバイル など通信事業者からも販売され、各販売店では、期間限定で購入者に特典も用意しているということです。

提供 : オウガ・ジャパン