OPPO Reno5 AとMi 11 Lite 5Gは両機とも、同じ価格のモデルであり、スペックも機能も近いことから今期のライバル機種となっています。
性能では劣るReno5 Aですが、対するMi 11 Lite 5Gは勝るものの、実はOPPOより快適に動くはずのゲームアプリが弱点となっています。
Mi 11 Lite 5G発売1ヶ月『ゲームがカクつく』
XiaomiのMi 11 Lite 5Gは日本で販売が開始されてから1ヶ月が経過していますが、発売前までは、、4万円のFeliCa対応スマートフォンかつSnapdragon 780を備えることから、ゲームアプリなどにおいて高いパフォーマンスが期待されていました。
ただ実際に利用者の手に渡ったのち、ゲームに関する問題点が続々購入者より指摘されることになります。
Mi11 Lite 5G、ゲームだけはダメだな。めっちゃ固まる時が多い。
— ふじいです (@fujiidesu) August 7, 2021
Mi 11 lite 5g ゲームやると発熱が酷すぎて全然使えるもんではないけど、アップデートで治るもんですかね!?
— e-sai (@saieikoku) August 6, 2021
またTwitterやYoutubeにおいても購入者による検証動画が複数公開されており、比較的要求する性能が高くないリズムゲームでもスローモーションにような動作になっている事が確認できます。
Mi 11 Lite 5Gでプロセカやってみたらめちゃくちゃカクつく…w
— 玲二@ガジェオタ (@qrsAMP23BwSdQdz) July 10, 2021
MV視聴だとヌルヌル動くからスペック不足ではないと思う。 pic.twitter.com/vwJ8Cb9bBH
性能で劣る「Reno5 A」では軽快に動作
このようにゲーム面においての評価は低いMi 11 Lite 5G、一方で性能では劣るSnapdragon 765Gを搭載するOPPP Reno5 Aでは、Xiaomiではカクつくような動作が見られたゲームアプリでも軽快に動作します。
動画ではMi 11 Lite 5Gでカクつきが多數報告されている、リズムゲーム『プロセカ』をOPPO Reno5 AとMi 11 Lite 5Gの実機で試していますが、OPPOではプレイ中もっさりとした動作は特になく、確認した範囲では特に問題点は見られませんでした。
一方でXiaomiは序盤からかなり動作が怪しくなっていることがわかります。
ベンチマーク勝るがゲームなら現状OPPO Reno5 Aか 今後改善される可能性も
ゲームでは散々な状況下に置かれているMi 11 Lite 5Gですが、ベンチマークスコアではOPPO Reno5 Aを大きく引き離し、約52万点前後のスコアを叩き出すなど、高価格帯機種にも迫る数値でした。
発表会でも「シリーズで最も高いAntutuスコア」として、性能の高さを象徴しています。
一方のOPPO Reno5 AのAntutu Benchmarkにおけるスコアは、約370,000点程度と、Mi 11 Lite 5Gと比べると数値的には10万ほどの差があります。
ベンチマークのスコアが全てを表すとは限らないことがよく分かり、現時点でゲームアプリを重視する場合においては、OPPO Reno5 Aを選ぶことが推奨されます。
ただXiaomi側も今後ソフトウェア更新で改善を加えてくる可能性も十分あるため、いずれ風向きが変わるかもしれません。
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