OPPO Japanが、「OPPO A79 5G」にAndroid 14(ColorOS 14)の配信を計画している、あるいはすでにソフトウェア更新が開始されていることがわかりました。
OPPO A79 5Gを確認したところ、現時点ではAndroid 14の配信は確認できないものの、同機種の販売ページにおいて、バージョンアップが可能であると記載があります。
オッポはAndroid 14の対応機種を拡大していて、これにより現行モデル全機種で最新OSがサポートされることになります。
【追記】2024年5月28日午前1時33分 : SIMフリーモデルへの配信開始を確認しました。
販売ページに「Android 14」更新可能と記載
OPPO公式 楽天市場店や、OPPO公式オンラインショップの「OPPO A79 5G」の販売ページに、Android 14(ColorOS 14)が利用可能と表記されていることがわかりました。
具体的に見ますと「※FOTAでAndroid™14、ColorOS 14にアップデート可能」との記載が確認できます。
FOTAとは、スマートフォンなどの機器に無線通信でソフトウェア更新を行うことを指す用語です。
「OPPO A79 5G」は、ことし2月に発売されたオッポの低価格モデルの最新モデルとなります。
発売時の初期搭載OSバージョンはAndroid 13(ColorOS 13)となっていて、2023年発売の「OPPO Reno9 A」らと同じバージョンでした。
5月下旬までにOPPO Reno9 Aなど各製品に相次いでAndroid 14(ColorOS 14)が利用可能となっており、OPPO A79 5Gは発売後数ヶ月ほどで最新OSが利用できることが明らかになった形です。
配信は順次実施されていく見通し
OPPO Japanでは、これまでAndroid 14(ColorOS 14)の配信についてアナウンスなどは行っていません。
このため「OPPO A79 5G」へのソフトウェア更新も、SIMフリーモデルは特段の告知などは行われず実施されるものと見られます。
筆者の保有しているA79 5G(SIMフリー版)については、2024年5月26日時点でAndroid 14(ColorOS 14)のアップデートは確認できません。
OPPOはOSバージョンアップの配信について、過去に順次実施していくと案内していて、Android 14の更新も全個体に配信が行き届くまでは一定程度時間を要するものと思われます。
例として、旧モデル「OPPO A77」にAndroid 13(ColorOS 13)が配信された際には、ソフトウェア更新の告知から、筆者の個体に行き届くまでには約1ヶ月ほどかかっています。
キャリア版は遅れて実施される可能性
OPPO A79 5Gには、オッポ直販のSIMフリーモデルの他に、楽天モバイルとワイモバイルから販売されている通信事業者モデル(いわゆるキャリア版)が存在しています。
OPPOスマホに限らず、通信事業者モデルのスマートフォンは、SIMフリーモデルの機種より遅れてアップデートが行われる傾向があります。
これは携帯電話会社との調整などが関係しており、期間は短ければ数週間程度、長い場合は数カ月程度かかる場合もあります。
例として「OPPO Reno7 A」にAndroid 12が配信された際には、SIMフリー版の配信開始から楽天・ワイモバイル版に更新が始まるまでに、最長で19日を要しています。
- 2022年11月9日頃 : SIMフリーモデルに配信開始
- 2022年11月24日 : 楽天モバイル版に配信開始
- 2022年11月28日 : ワイモバイル版に配信開始
- 2022年12月6日 : au/UQモバイル版に配信開始
一方でワイモバイルモデル、楽天モバイル版のOPPOスマートフォンを巡っては、SIMフリー版のOSバージョンアップの配信開始から大幅に遅れてもなお、更新が開始されていない事例もあります。
現行モデルである「OPPO A79 5G」には、大きく期間が空かないよう早期配信が期待されます。
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情報元(Source) 1 : OPPO A79 5G 【SIMFREE】 | スマートフォン | OPPO公式オンラインショップ