OPPOスマートフォンおよびタブレットの一部のモデルに、写真に含まれる個人情報を特定できる文面にタッチすることで自動的にモザイクを掛けることができる機能が追加されました。
本記事では、OPPOスマホで利用できる自動モザイク機能の使用方法を解説しています。
写真内の個人情報にモザイクで保護
タッチするだけで、自動でモザイクを掛けることのできる新機能は、OPPO標準アプリの「写真」から利用することができます。
モザイクで自動保護ができるのは個人が特定できる可能性のあるテキストが対象です。
また自動で掛けられたモザイクでは不十分だった場合は、手動でモザイクを追加することも可能です。
タッチで自動的にモザイクを掛ける
① 「写真」アプリを開きます。
② モザイクをかけて情報を保護したい写真を選択します。
③ 「編集」ボタンをタップします。
④ツールバーをスライドして「モザイク」を探しタップします。
⑤『自動』を選択してください。
⑥ AIが判断した個人を特定される恐れのある情報にモザイクが掛けられます。
モザイクを追加する
AIが処理を施したモザイクでは不十分だった場合、ユーザーが足りないテキスト部分にタップすることでモザイクを追加することができます。
① モザイクを掛けたい箇所をタップします。
② モザイクが掛かります。
テキスト以外に手動でモザイクを追加する
モザイクを掛けることができるのはテキストのみが対象であるため、それ以外の部分はユーザーが手動でモザイクを掛ける必要があります。
OPPOでは、ColorOS 13以前から手動でモザイクを掛ける機能も搭載されています。
① モザイク処理画面で「手動」をタップします。
② モザイクを掛けたい箇所を指で触れます。
広範囲の場合は指を塗るように動かし、対象に十分モザイクが掛かったら指を離します。
モザイクを掛けた写真を保存する
上記の3つの方法でモザイクを掛けることができたら写真を保存しましょう。
元の写真に上書きするか、別の写真として保存するか選択することが可能です。
① 右下のチェックマークをタップします。
② 「保存」をタップします。
③ 「ファイルを置き換え」(上書き)するか「コピーを保存」のいずれかをタップすることでモザイクを掛けた写真が保存されます。
- ファイルを置き換え : モザイクを掛ける前の写真が削除され、モザイク処理が施された写真に上書きされます。(30日以内ならゴミ箱から復元可能)
- コピーを保存 : モザイクを掛ける前の写真はそのままで、モザイク処理を施した写真を新たに保存できます。
スクリーンショット撮影時にも使用可能
タッチ操作で自動的に個人に関する情報にモザイクを掛ける機能は、スクリーンショット撮影時にも使用することができます。
① スクリーンショット撮影後に左下に表示されるプレビューをタップして、編集画面を開き「モザイク」をタップします。
②『自動』を選択します。
③ モザイク処理の対象となる部分にモザイク処理が掛けられます。
モザイク処理が完了した後は、右上にあるチェックマークを押すことで保存することが可能です。
なお手動でのモザイク追加などはこの画面からは対応することはできません。
追加したい場合は「写真」アプリの編集から別途追加することができます。
自動モザイク機能 注意も必要
OPPOスマートフォン・タブレットに新たに追加された自動モザイク機能は、Android 14(ColorOS 14)以降のバージョンを搭載する機種で利用することができます。
現在Android 14へのソフトウェア更新が行われているモデルは計4機種で、対応機種は今後拡大していく見通しです。
- OPPO Reno 10 Pro 5G : 全モデル
- OPPO Pad 2 : 全モデル
- OPPO A77 : 全モデル
- OPPO Find X3 Pro : SIMフリーモデル
このモザイク機能を利用することで、例えばSNSなどで写真を共有する際にも、情報を保護したうえでシェアすることができます。
一方でモザイク処理に不備も起こり得るため、過信しないよう注意を払う必要もあります。
モザイク処理後は、完成後の仕上がりを確認しておくなど、ユーザー側でも保護漏れがないかチェックしておきたいところです。
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参考 : Discover ColorOS 14: A Smart and Smooth Mobile Experience | OPPO Global