OPPO Japanは毎年6月にOPPO Reno Aシリーズの新モデルを発売するのが恒例となっていて、来月にも次期OPPO Reno11 Aが発表される可能性が見込まれています。
一方で現行のOPPO Reno9 Aは、前モデルから大きな性能・機能面での進化が乏しく、発表直後は否定的な見解を示すユーザーも見られました。
2年ほど性能の向上が滞っている状態にあるReno Aシリーズですが、次期Reno11 Aはどの点に期待と注目が集まるでしょうか？
2年停滞しているCPU性能の向上
先述の通りOPPO Reno Aシリーズは、2022年発売の「OPPO Reno7 A」以降、性能の向上が滞っている状況にあります。
具体的に見ますと、OPPO Reno7 Aで採用されたチップセット「Snpapdragon 695 5G」は後継のOPPO Reno9 Aにも引き継がれており、2年間スペック面での大きな変更が行われていない形です。
また現状3世代前のOPPO Reno5 Aと比べても、大きく性能がアップしている訳ではなく、ほかカメラ性能についてはReno9 AよりReno5 Aの方が高いとOPPOサポートが回答しています。
OPPO Reno9 Aで、CPUが変更されなかった理由について、OPPO Japanの社員が価格や端末の仕様などのバランスを優先した結果であると明かしています。
Reno11 Aではチップセットの高性能化が期待される一方で、3世代前のOPPO Reno3 Aでは機能性を上げるためか、スペックが下がったこともありました。
次期Reno 11 Aでは少なくともReno9 Aと同等の性能を維持してほしい所です。
下位モデルに劣っている機能の改善
OPPO Japanは、OPPO Reno Aシリーズの他に、Reno Aより価格が安いAシリーズを展開しています。
多くの部分でAシリーズよりReno Aシリーズのほうが性能などで上回っていますが、2点ほど価格の高いOPPO Reno9 Aが劣っている部分があります。
1つ目は100%まで充電にかかる所要時間です。
OPPO Reno9 Aより1万円以上安い「OPPO A79 5G」では33Wの急速充電に対応しており、約79分で満充電ができるとされています。
一方でReno9 Aは下位機種A79 5Gに劣る18Wとなっていて、満充電までに要する時間は約119分と大きな時間差があります。
急速充電については、3世代前のReno3 A以降18Wから向上していないため、Reno11 Aでは少なくともA79 5G同等の急速充電機能の搭載が期待されます。
充電機能のほか、Reno Aシリーズは一貫して端末の下部のスピーカーから再生されるモノラルスピーカーを搭載しています。
直近のOPPO Aシリーズを見ますと、1世代前のOPPO A77からステレオスピーカーが搭載されており、端末下部のスピーカーに加え、上部からも音が再生できるようになっています。
価格などが近い競合機種であるPixel 7aやiPhone SEもステレオスピーカーを採用しており、OPPO Reno11 Aでの改善されるか気がかりなところです。
登場は早ければ今月〜来月の見通し
OPPO Reno11 A（仮称）を含むオッポの新製品について、現時点でOPPO Japanは情報などは公開していません。
一方で2020年以降、OPPO Reno5 Aは5月、その他の機種は6月に発表・発売されており、発売サイクルの変更などがなければ、6月中にReno Aシリーズの次期新モデルがリリースされる可能性があります。
数日前にはOPPO Reno7 Aが値下げされるなど、次期機種を見据えたと見られる動きも出てきています。
5月中にはXiaomi Japanが新製品の発表会を行うことを明らかにしている他、次期Google Pixel 8aも今月中に発表される見方が強まるなど、5月から6月にかけては各社から新製品が登場する見通しです。
スペック面での進化が約2年とどまっているOPPO Reno Aシリーズが、次期モデルでどのような変更が施されているのか、他社の新製品に並んで注目されることになりそうです。
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情報元（Source） 1 : 【最速レビュー】最新端末OPPO Reno9 Aって何が変わったの？OPPOに突撃して聞いてみた！ - YouTube
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情報元（Source） 3 : OPPO Reno7 A | オッポ
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