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【OPPO】Android 14(ColorOS 14)における変更点・新機能

OPPO Japanは、現在Android 14(ColorOS 14)のバージョンアップを進めていて、スマートフォン3機種とタブレット1機種で利用することができます。(2024年3月15日時点)

ColorOS 14では、ColorOS 13(Android 13)以前のバージョンからいくつかの変更に加え、新しい機能が搭載されています。

本ページでは、OPPOのAndroid 14における変更点および新機能をいくつかピックアップして紹介します。

 

Android 13/ColorOS 13からの「変更点」

まずは前バージョンのAndroid 13・ColorOS 13から、ソフトウェア更新に伴い変更された部分です。

カメラ : タイマーなど各種ボタンの配置が変更

標準で搭載されているカメラアプリにおいて、一部ボタンの配置が変更され、利用するときはメニューを開くことが求められるようになりました。

変更されたのはタイマーとアスペクト比の設定ボタンで、ColorOS 13までは画面の上部にボタンが表示されていましたが、ColorOS 14では右上のメニュー内に格納されています。

左 : ColorOS 13 右 : ColorOS 14

 

ロック画面 : ショートカットが拡充

OPPOスマートフォンのロック画面(待ち受け画面)には、ディスプレイ左下にショートカットを配置することができます。

ColorOS 13までは、「Google アシスタント」「Google Pay」「ロック画面マガジン」「デバイスコントロール」の4つのいずれかを割り当てることが可能でした。。

ColorOS 14以降は新たに「フラッシュライト」と「QRコード」のショートカットが追加され、ライトの点灯・消灯とQRコードリーダーをロック画面から起動できるようになりました。

左 : ColorOS 13 右 : ColorOS 14

 

写真 : アクセスを許可するデータを選べるように

Android 13までのバージョンでは、アプリが写真および動画データへのアクセスを要求した際に、全ての写真・動画へのアクセスを許可するか、すべて拒否するかの2択しか選ぶことができませんでした。

Android 14からは、特定の写真および動画へのアクセスのみを許可できるようになり、セキュリティ機能が向上しました。

これにより必要なデータのみをアプリ側に渡すことが可能となりました。

左 : Android 13 右 : Android 14

 

Android 14/ColorOS 14で追加の「新機能」

続いてOPPOスマートフォン・タブレットにおける、Android 14・ColorOS 14における新機能です。

一部の機種ではColorOS 14を搭載していても利用できない場合があります。

タイマー測定中などにアイコンが表示されるように

タイマーの測定中や、レコーダーでの録音中など特定の機能を利用している場合に、ディスプレイ左上に『Aqua Dynamics』と呼ばれるアイコンが出てくるようになりました。

表示を長押しすることで、例えばタイマーであればタイマーの一時停止や、キャンセルなどの各種操作が、アプリを開かずとも行えるのが特徴です。

△Aqua Dynamics

またAqua Dynamicsが表示されている状態で通知センター・コントロールセンターを開くと、アプリのミニコントロールパネルが表示されるようになりました。

 

バッテリーの劣化を抑える機能が新搭載

スマートフォンに充電するバッテリー残量を80%までに留めることで、内蔵電池パックの劣化スピードを抑える機能が新たに搭載されました。

設定アプリを開き「バッテリー」→「バッテリーの状態」→『80%で充電を停止』から機能を有効にすることができます。

 

写真のプライバシー情報を保護する機能

内臓のOPPO純正「写真」アプリに、写真に個人情報などが含まれる場合において、自動でモザイクを掛け保護する機能が搭載されました。

例えば身分証明書や飛行機の搭乗券、列車の切符などで、プライバシーに関わる部分に目隠しを掛けたい場合は、モザイクを掛ける写真を開き、「編集」→「モザイク」→『自動』をタップすることで、日付などに自動でモザイクを付けてくれます。

またモザイクを掛ける領域が十分でない場合には、「手動」をタップしてから、任意の箇所にモザイクをかけることも可能です。

モザイクを掛ける前(左)とAIでモザイク処理を施した写真(右)

 

写真から人物など切り抜けるように

内臓のOPPO純正「写真」アプリで、画像内の人物を長押しすることで、写真から切り抜くことができるようになりました。

切り離した写真は、元の写真とは別に保存することも可能で、画像編集アプリなど他のサービスで使用することもできます。

被写体を長押しすると切り離しモード(写真右)が起動する

 

Android 14(ColorOS 14)が使えるのは計4機種

国内向けモデルのOPPOスマートフォンとタブレットで、Android 14(ColorOS 14)が利用できる機種は、2024年3月16日時点で合わせて4モデルです。

対応デバイスは次の通りで、記事作成時点でSIMフリーモデルのみの配信となっており、通信事業者向けモデルは未配信です。

  • OPPO Reno 10 Pro 5G : SIMフリー版のみ
  • OPPO Pad 2 : 全機種
  • OPPO A77 : 全機種
  • OPPO Find X3 Pro : SIMフリー版のみ

今後OSアップデートは配信対象となる機種は拡大していく見通しです。

少なくとも楽天モバイルモデルの「OPPO Reno9 A」は今後アップデートが予定されており、SIMフリー版など他モデルへの実施も期待されます。

また今後2024年内に発売されるOPPO新製品の初期搭載OSバージョンはAndroid 14・ColorOS 14になると予想されます。

 

関連記事 : OPPO「Android 14」対応モデルが相次ぎ拡大。現在計4機種でアップデート可能

情報元(Source) 1 : Discover ColorOS 14: A Smart and Smooth Mobile Experience | OPPO United Kingdom

情報元(Source) 2 : Android 14 | カスタマイズ、ユーザー補助、保護 | Android

写真出典 : 卒業証書を持った袴姿の女性の無料写真素材 - ID.13861|ぱくたそ