ソフトバンクは、オッポの最新スマートフォン「OPPO Reno 10 Pro 5G」の価格を改定し、従来の値段から4万8816円値下げしました。
販売開始から僅か4ヶ月ほどで半額以上の値下げが行われるのは珍しく、昨年末まで実施されていた条件無し5万円引きセールに続き異例の状況となっています。
SIMフリーモデルとの価格差は開く一方で、再びソフトバンクモデルが端末単体でも非常に安価に購入できるようになった形です。
「OPPO Reno 10 Pro」8万→3万円台に改定
ソフトバンクは、OPPO Reno 10 Pro 5Gの販売価格を改定しました。
2023年10月6日よりSoftBankでは8万640円で取り扱われていたReno 10 Pro 5Gですが、きのう3日より4万8816円の値下げされ、現在3万1824円で購入することができるようになりました。
これはセールなど期限が設けられている施策ではなく、値下げであり、8万円を超える最新機種が4万円もの価格改定が行われるのは異例です。
すでにソフトバンクオンラインショップでは在庫切れとなっています。
またスマートフォン本体のみの購入であっても価格は変わらず3万1824円となります。
性能・機能に大きな違いのないOPPO Reno 10 Pro 5GのSIMフリーモデルの販売価格は8万6800円(OPPO公式オンラインショップ)です。
ソフトバンクが販売する同機種との価格差は5万4976円と大きく開くことになり、価格を重視するユーザーは、SoftBankモデルも視野に検討することになりそうです。
「5万円差」SIMフリーモデルとの違いは
SIMフリーモデルと比べ5万4976円もの価格差が生じているソフトバンク版Reno 10 Pro 5Gですが、両モデルですが少ないながら違いが存在しています。
前提として利用できる各種機能や端末のCPU性能などに変わりはありません。
OPPO Reno 10 Pro 5Gの通信事業者(ソフトバンク)モデルと、SIMフリーモデルの目立つ相違点は以下のとおりです。
- 標準アプリにソフトバンク系アプリが内蔵
- ソフトウェア更新の配信時期
- 修理依頼はソフトバンク経由
- OPPO Careに加入できない
標準アプリについては一部は削除が可能で、ソフトウェアアップデートについてはSIMフリーモデルより遅れて配信される傾向があります。
例として、現在SIMフリーモデルにはAndroid 14(ColorOS 14)のソフト更新が配信中ですが、ソフトバンク版には筆記時点で未配信です。
また修理についてはソフトバンクモデルはSoftBankで依頼する必要があり、OPPO Japanの宅配修理などは利用できない点に注意が必要です。
ほかOPPOが提供する修理保証サービス「OPPO Care」に登録することができないため、ソフトバンクなど他の保証サービスの利用を検討する必要があります。
12月末までのセール時に及ばないがお得に購入可能
OPPO Reno 10 Pro 5Gは、昨年12月末の法令改正前まで実施されていたセールが記憶に新しいところでしょう。
これは全国のソフトバンクや家電量販店で同機種が端末単体の購入であっても5万円引きになるなど異例づくしのセールで、OPPO Reno 10 Proが2万円台前半で購入することができました。
このセールの影響は非常に大きく、スマートフォンの販売台数ランキングではOPPOがトップを獲得し、フリマサイトなどでは発売早々4万円台前半まで値崩れを起こしました。
今回の価格改定は昨年末のセールには及ばないもの、それでもOPPO Reno 10 Pro 5Gが非常に安価に購入できる状況になったことに変わりはありません。
4万円安くなったReno 10 Pro 5Gは、再び注目を集めるモデルとなりそうです。
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