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オッポ「OPPO Reno 10 Pro」をAndroid 14(ColorOS 14)にバージョンアップ

オッポが、スマートフォン「OPPO Reno 10 Pro 5G」に、Android 14(ColorOS 14)へのソフトウェア更新を開始したことが分かりました。

今回配信が始まったのはOPPO Japanが販売しているSIMフリー版が対象モデルです。

とくに利用者が多いと見られるソフトバンクモデルのReno 10 Proには現時点では未提供となっています。

 

OPPO Reno 10 ProにAndroid 14が配信開始

OPPO JapanはOPPO Reno 10 Pro 5Gへ、2024年2月1日までにAndroid 14へのOSソフトウェアアップデートの配信を開始しました。

アップデートファイルのサイズは2.34GBで、Androidバージョンアップに伴いColorOSもバージョン14に更新が適用されます。

Android 14更新に伴い変更内容については、OPPOはユーザーらに宛てた案内の中で一部が明らかにされています。

それによりますと、端末の動作速度や利用者プライバシーを保護する機能が改善されたほか、新たな新機能や着信音が追加されたということです。

変更内容についての説明の全文は下記のとおりです。

効率化のためのスマート機能
・ドラッグアンドドロップによってアプリ間および端末でコンテンツを転送できる、ファイルドックを追加しました。


セキュリティとプライバシー
・アプリによるアクセスをより安全にするために、写真とビデオに関連する権限の管理を改善しました。

パフォーマンスの最適化
・システムの安定性、アプリの起動速度、およびアニメーションの滑らかさを改善しました。

Aquamorphic Design
・快適なカラー体験を実現するために、自然で優しく、よりクリアなカラースタイルで Aquamorphic Design をアップグレードしました。
・Aquamorphic をテーマにした着信音を追加し、システムの通知サウンドを刷新しました。
・システムのアニメーションをより滑らかに改善しました。

ユーザーに対する配慮
・車を運転する代わりに歩くことで削減できる二酸化炭素排出量を可視化する、カーボントラッキングADDを追加しました。

システム
・スマートサイドバーでバックグラウンドストリーム機能を削除します。

 

アップデート後一部機能の追加や変更が適用

ColorOS 14(Android 14)では、Android 13から機能の追加や改善が図られています。

まず目立つ変更点としてタイマーの使用時やレコーダーでの録音時に、ステータスバー上に、特定の機能を使っていることを示すアイコンが表示されるようになりました。

さらに長押しすることでタイマーや録音の一時停止など、簡易的な操作を行うことができます。

またアプリに写真・動画のアクセス権限を付与する際に、特定の写真・動画のみを選択し許可することが出来るよう、セキュリティが強化されました。

このほか音楽アプリで楽曲を再生中にロック画面で表示されるミニコントロールプレイヤーを非表示にできるようになりました。

これによりロック画面上に、より必要な情報のみを表示しやすくなっています。

△写真左の音楽コントロールパネルが非表示に出来るように

 

ソフトバンク版は早くとも数週間後か

現時点でAndroid 14のソフト更新の対象となっているのはSIMフリーモデル(型番がCPH2451の機種)で、ソフトバンクモデルには配信されていません。

一般的に通信事業者モデルの端末のOS更新は、SIMフリーモデルから数週間から数ヶ月ほど遅れて実施される傾向にあります。

例としてOPPO Reno7 Aの一部モデルは、SIMフリーモデルにOS更新が実施されてから半年以上が経過してもバージョンアップが開始されていない状況にあります。

このためソフトバンク版OPPO Reno 10 Pro 5GへのOS更新は、早くとも数週間かかる見通しです。

 

関連記事 : オッポ、一部のOPPO製品に「Android 14」ソフト更新を配信開始

参考 : ソフトウェアサポート | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク