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パナソニック OPPOを訴える。過去には裁判でスマホ販売停止になったことも

パナソニックホールディングスは、中国のスマートフォンメーカーOPPOとXiaomiの2社に対して提訴を起こしました。

争点はスマートフォンの通信技術に関連する特許を巡るもので、昨年にOPPOは敗訴により事実上の撤退に追い込まれた前例があり、行方が注目されます。

 

パナ OPPOなど2社を世界各地で訴える

パナソニックホールディングスは9日、OPPOとXiaomiに対して提訴したことを明らかにしました。

Panasonicの発表によりますと、スマートフォンの通信時術の関する特許を巡るものだとうことです。

すでにグローバルでは複数の企業とライセンス契約を結んでいましたが、オッポおよびシャオミとは、数年間に及び交渉を続けていたものの、2社の合意を得られず提訴することになったといいます。

訴訟はドイツ・イギリス・新設された欧州統一特許裁判所(UPC)・中国で、各地で並行して進められる見通しであるとしています。

なお2013年にNTTドコモで発売した「ELUGA P P-03E」を最後に、パナソニックは現在日本ではスマートフォンの取り扱っていません。

一方海外では現在もスマートフォン事業を展開していて、グローバル市場でOPPOらはPanasonicと競合するブランドとなっています。

 

敗訴で事実上の撤退に追い込まれたことも

スマートフォンを巡っては各社間で訴訟が行われてきましたが、OPPOは昨年ドイツにて海外の携帯電話メーカー「Nokia」との訴訟に敗れたことがありました。

争点は今回と同じくスマートフォンの通信技術の特許を巡るものでしたが、ノキアが有利となる判決が出され、ドイツ国内ではオッポ製品は販売停止に追い込まれました。

判決から1年経過した現在もドイツではOPPO製品の取り扱いは止まったままになっています。

OPPOドイツの公式ホームページ

一方和解に至った事例もあって、過去シャープとOPPO日本法人オウガ・ジャパンが通信技術の特許をめぐり争っていましたが、最終的にクロスライセンスを締結しています。

パナソニックとOPPOおよびシャオミの裁判争いがどのような展開となるのか、今後の推移が注目されるところです。

 

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情報元(Source) 1 : セルラー通信規格必須特許に関して複数国でXiaomi社とOPPO社を提訴 | 経営・財務 | 企業・経営 | プレスリリース | Panasonic Newsroom Japan : パナソニック ニュースルーム ジャパン

情報元(Source) 2 : OPPO Offizielle Website | OPPO Deutschland