OPPOスマートフォンでは一部機種を除き、撮影した写真データをMicro SDカードに保存することができます。
しかしAndroid 12以上のOSバージョンのオッポ端末の利用者から、SDカードに写真を保存させる設定ができなくなったという報告が多数投稿されています。
「SDカードに保存する」項目がなくなる
SNSや掲示板などで、OPPOスマートフォン利用者から、写真の保存先にSDカードが選択できなくなったという報告が多数投稿されています。
ただしSDカード自体が使用できなくなったわけではなく、写真をSDカードに保存させるよう指定する設定項目がなくなっている状況です。
筆者が所有するOPPO端末で確認したところ、SDカードを挿入している状態にも関わらず、カメラ設定に表示されるはずの『SDカードに保存する』が表示されなくなっていることを確認しました。
以下の機種では、最新バージョンへのソフト更新を行っている場合、カメラ設定内から「SDカードに保存する」項目が削除されていることを確認しました。（SIMフリーモデル）
▽OPPO Reno5 A（バージョンC.38以降）
▽OPPO Reno7 A（バージョンC.20以降）
▽OPPO A54 5G（バージョンC.34以降）
▽OPPO A55s 5G（バージョンC.21以降）
▽OPPO A77（バージョンA.30以降）
一方で次項で取り上げているように、アップデート後でも、SDカードへの保存自体は別の手順で設定を行うことで可能です。
ストレージ設定からSDカードを指定可能
一見SDカードに保存することができなくなったようにも見えます。
しかし設定が表示されなくなったしまった状態でも、撮影データをSDカードへ保存するよう指定可能です。
まず設定画面を開き、デバイス情報をタップし、「ストレージ」を押します。
SDカードを差し込んでいる状態であれば、画面最下部に「SDカード」の項目が表示されるためタップし、SDカードの設定画面で『カメラ』をオンに切り替えます。
これにより撮影した写真が、従来どおりSDカードに保存されるようになります。
設定の仕様変更？
これまではカメラアプリからSDカードに保存する設定を容易に行うことができていましたが、一部の機種では、上記のようにストレージ設定から指定することが求められるようになりました。
ColorOS 12（Android 12）以降の一部機種で、この仕様に切り替わっていて、ソフトウェアアップデートで変更されたものと思われます。
どのような意図で保存先の設定方法が変わったのかは明らかでないものの、利用者としては突然の変更で、「保存できなくなった」と誤った解釈をするユーザーも出てきそうです。
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