2021年6月に発売されたOPPO Reno5 Aは、今なお高い人気を持つAndroidスマートフォンの1つですが、販売開始から8ヶ月が経過した今月、ワイモバイルからマイナーチェンジ版が新しく追加されることが明らかになりました。
一方で性能の向上などの変更は行われておらず、1つの機能が新しく追加された新機種としての発売となります。
OPPO Reno5 A「ワイモバイル版」で新モデル
OPPO Reno5 Aに新しく登場したマイナーチェンジモデルですが、まず販売はワイモバイルのみで取り扱われ、2月24日より販売が開始される予定です。
既に同社では本機種を発売していますが、スペックを始めとする基本的な仕様についても、これまで販売されていたReno5 Aのままとなります。
しかしマイナーチェンジ版で唯一異なるのはSIMカードに関する仕様で、Y!mobile版のOPPO Reno5 Aで非対応であったeSIMに新たに対応することになりました。
ワイモバイルでは既にReno5 Aが販売中ですが、この新モデルについては「OPPO Reno5 A(eSIM対応版)」と名付けられており、あくまで別機種としての取り扱いになります。
また型番も従来のワイモバイル版が『A102OP』なのに対して、このeSIM対応版は「A103OP」と新しい型番が与えられます。
ワイモバイル版がSIMフリーモデルに近づく
ワイモバイルから購入できるOPPO Reno5 AでもeSIMが利用できる選択肢が用意されたわけですが、最もSIMフリーモデルのReno5 Aであれば、初めからeSIM機能が利用可能です。
つまり今回の「eSIM対応版」は新しく機能が追加されたような展開になっているものの、実際のところは、ワイモバイル版であえて使えなくしていた機能を使えるようにしたものになります。
ワイモバイルモデルのOPPOは、SIMフリーモデルと比較して機能の削減などが施されていることで知られていますが、これにより一歩SIMフリー版の仕様に近づくこととなりました。
アップデート対応できるとの指摘も
ワイモバイルはeSIMに対応するOPPO Reno5 Aをマイナーチェンジモデルのような位置づけで、新しく発売することにしています。
しかしこの対応を巡っては、SNSなどではソフトウェア更新などで既存モデルにも対応できるのではないかとの指摘もされています。
上述しているように、SIMフリーモデルには初めから搭載されている機能であって、それをワイモバイルでに発売時に対応が見送られたものに過ぎず、ソフトウェア的に封じられているとすればアップデートで対応することも可能であると見られます。
しかし新しい機種として発売している背景を踏まえると、おそらく既に発売されているワイモバイル版Reno5 AでもeSIMに新たに対応する可能性は低いでしょう。
またeSIM対応版の発売に伴って、非対応であるOPPO Reno5 Aの処遇についても注目されます。
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情報元(Source)1 : 「OPPO Reno5 A (eSIM)」がワイモバイルにて 2月24日(木)から発売開始 | オウガ・ジャパン
情報元(Source)2 : OPPO Reno5 A(eSIM対応版)|スマートフォン|製品|Y!mobile - 格安SIM・スマホはワイモバイルで