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9ヶ月遅れ。OPPO Reno5 Aは「Android 13」にアップデートされるだろうか

2021年発売のOPPO Reno5 Aは、OPPOがグローバル向けに公開しているAndroid 13のバージョンアップ対象機種に含まれており、予定では2023年上半期に配信が行われる予定となっていました。

しかし年を跨いでもOPPO Reno5 AはAndroid 12のままとなっており、当初のスケジュールから大幅な遅延が生じています。

今後OPPO Reno5 AにAndroid 13へバージョンアップが行われることはあるのでしょうか?

 

Android 13を巡る「Reno5 A」の現状

OPPOはグローバル向け自社のホームページで、Android 13(ColorOS 13)のアップデート対象となる機種名と配信時期を掲載してます。

バージョンアップの対象となったOPPOデバイスの数は実に60機種にのぼり、その中には『OPPO Reno5 A』の名前も記されています。

アップデートの実施時期については2023年上半期とされており、当初の予定では2023年1月から6月までにソフトウェア更新を行う計画が立てられていた事が分かります。

OPPOグローバルのホームページより

しかしその予定から9ヶ月以上が経過した2024年3月10日時点で、「OPPO Reno5 A」には現在もバージョンアップが実施されていない状況が続いています。

現在OPPO Reno5 AはAndroid 12(ColorOS 12)までしかサポートされておらず、既に一部機種がAndroid 14に更新されていく中で、大きく遅れを取ってしまっている形です。

すでにAndroid 14が使えるようになったOPPOスマホも存在

 

他の機種は予定通りにAndroid 13更新済み

Android 13(ColorOS 13)のバージョンアップと配信時期のリストには、OPPO Reno5 A以外にも、日本で発売されているスマホの名前が複数掲載されています。

そのうち2022年発売モデルの「OPPO Reno7 A」「OPPO A77」は、配信予定の時期についてReno5 Aと同じく2023年の上半期とされていました。

Reno7 AとA77の両機種とも、2023年6月までにAndroid 13へのバージョンアップが開始されており、概ね予定通りの実施となりました。

こうした中で、OPPO Reno5 Aのみスケジュール通りに進んでおらず取り残された形となります。

2024年3月時点でAndroid 13のソフト更新に対応しているOPPO製品は次のとおりです。

  • OPPO Find X3 Pro : 2022年11月30日更新
  • OPPO Pad Air : 2023年3月27日更新
  • OPPO Reno7 A : 2023年5月23日更新
  • OPPO A77 : 2023年6月2日更新

※いずれの更新日・機種もSIMフリーモデルが対象

さらに「OPPO A77」については、ことし2月にAndroid 14へのバージョンアップが開始されています。

同じ2023年上半期にアップデートが利用できるはずだった同期機種は、2世代先までOSアップデートが行われるなど、OSサポートの面で差が広がりつつあります。

Reno5 AがAndroid 13になる前にAndroid 14になった「OPPO A77」

 

バージョンアップは実施されるのか

アップデートの予定時期から9ヶ月以上が経過し、予定通りの時期にバージョンアップされた機種は既にAndroid 14になるなど、取り残されているReno5 AはAndroid 13にアップデートされるのでしょうか。

まずOPPO側は、2024年3月10日の時点でグローバル向けのバージョンアップスケジュール表にReno5 Aを掲載しているため、少なくとも予定は撤回されていないともの考えられます。

「ColorOS 13 Update Plan」にReno5 Aの名前が今も掲載

しかし9ヶ月以上に及ぶ遅れは不安が残る状況で、このままバージョンアップのないまま幕を下ろす可能性も否定できないところです。

またOPPO JapanはOPPO Reno5 Aのサポートを2025年で終了する予定だと公表してるため、サポート終了までまもなく2年を切りかけている機種へのOS更新の実施有無には疑問符が付くところです。

OPPOカスタマサポートに掲載されているサポート終了についての情報

ColorOSのバージョンアップリストについては、原則としてグローバル向けの情報であり、過去には掲載されていた機種でも、日本向けモデルにはバージョンアップがされなかった事例も存在します。

ただし「Reno5 A」と後継機の「Reno7 A」に限っては機種の特性上事情が異なります。

そもそもReno Aシリーズは日本のみでしか販売されていないモデルであり、グローバル向けの情報であっても載っている以上はアップデートの対象機種と見なしていいでしょう。

「OPPO Reno5 Aは日本オリジナルモデル」

なぜバージョンアップが停滞しているのかは定かではありません。

繰り返しになりますが、現在もOS更新スケジュールの中にOPPO Reno5 Aが残っている以上、予定から大幅に遅れている状況であっても、バージョンアップの方針に変わりは無いものと見られます。

上述のOPPO Reno7 Aなど他機種は概ね予定通りにAndroid 13になっており、遅延しているReno5 Aへの少しでも早い配信が期待されます。

今後OPPO、並びに日本を管轄するOPPO Japanから発信される最新情報に注視していきたいところです。

 

関連記事 : OPPO「Android 14」対応モデルが相次ぎ拡大。現在計4機種でアップデート可能

情報元(Source)1 : ColorOS 13 | OPPO Global

情報元(Source)2 : OPPO Find X3 Pro(SIMFree)のソフトウェアアップデートのお知らせ | オッポ

情報元(Source)3 : OPPO Pad Airのソフトウェアアップデートのお知らせ | オッポ

情報元(Source)4 : OPPO Reno7 A(SIMFree)ソフトウェアアップデートのお知らせ | オッポ

情報元(Source)5 : OPPO A77ソフトウェアアップデートのお知らせ | オッポ

情報元(Source)6 : Answer | オッポ

情報元(Source)7 : X - @OPPOJapan