過去OPPOは新機種でスペックダウンがあったことや、Reno7 Aでは前モデルからのCPU性能の向上は一定程度に留まった背景があります。
このため明後日13日に発表されるOPPO Reno A新機種には、後継相応のスペックアップが期待されています。
一方Reno7 Aのライバル機種を展開する他社では、スペックダウンしたスマホが発売されており、Reno9 Aがどのように性能面での進化を遂げるかが注目されています。
【追記】2023年6月13日 : OPPO Reno9 Aが発表されました。
新機種予告に性能向上を求める声
OPPO Japanは今月9日より、6月13日にOPPO Reno A新機種=OPPO Reno9 A(仮称)を発表することを、Twitterでアナウンスしています。
この告知を受け、OPPOの予告ツイートにはOPPO Reno9 Aでの、スペック向上を求める声が寄せられており、ユーザーからはスペックの向上が注目されていることが伺えます。
背景には、OPPO Reno7 Aが前機種のReno5 Aから大きなスペックアップがなかったことも影響していると思われ、またReno7 Aを初めとし多くの中価格帯スマホで搭載されている「Snapdragon 695 5G」からの脱却を求める投稿も多数みられます。
他社のライバル機種がスペックダウン
OPPO Reno A新機種に性能の向上が求められていますが、ことし発売されたReno Aのライバル機種では、惜しくもスペックダウンしたスマートフォンもあります。
昨年Reno7 Aよりひと足早く発表された「moto g52j」は、CPUにはOPPO Reno7 Aと同じ「Snapdragon 695 5G」を搭載するなど、オッポの競合機種の1つになりました。
そのモトローラが先日後継モデルとなる「moto g53j」を発表したのですが、CPUに前機種に劣るSnapdragon 480 5Gが搭載されることとなり、前モデルからスペックダウンすることになりました。
理由について、モトローラの担当者はYoutubeチャンネル「マイネ王」で、『価格を求めやすく、そのためCPUはこの製品(moto g53j)に最も適したものを選ばせていただいた』と説明しています。
moto g53jは前モデルから約5,000円値下げしており、スペック低下に合わせ価格も落とされています。
OPPOは、2020年に発売した2世代目の「OPPO Reno3 A」で、前モデルからスペックを落とした過去があり、再び性能の後退が起きないか気がかりなところです。
スペックの低下は避けてほしいところ
他社が次期Reno Aのライバル製品になりうる機種のスペックを落とし、かつてスペックダウンのあったReno Aシリーズには、後継相応の順当なスペックアップが望まれます。
一方でことし発売の新機種でも「Snapdragon 695 5G」を搭載するメーカーが複数あり、一部ではリリースを控えているOPPO Reno9 A(仮称)のCPUは変更されないという見方も強まっています。
ユーザーとしては、少なくとも前機種Reno7 A相当のスペックは引き継いだ新機種であることに期待したいところです。
新しいOPPO Reno Aは、2023年6月13日に発表される予定です。
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情報元(Source) 1 : OPPO Japan on Twitter: "6/13(火)、OPPOから発表があります。皆さん、お見逃しなく❗️ #発表の発表 https://t.co/e9oCoLEwDI" / Twitter
情報元(Source) 2 : 【Motorola最新】前機種より安いmoto g53j 5Gって大丈夫なの?メーカーに突撃して聞いてみた! - YouTube