後継機より高性能な旧モデル「OPPO A55s」が遂に販売終了。

OPPO公式楽天市場店が、2021年11月に発売した「OPPO A55s 5G」の販売を終了したことが分かりました。

OPPO A55s 5Gは2世代前の型落ちモデルですが、その後発売された後継機種より高いスペックを持つ旧機種で、2年間販売され続けたロングセラーモデルとなりました。

一部他店では販売が続いているものの、今後終売の動きが加速していくことになりそうです。

2年前に発売「OPPO A55s 5G」取扱終了

OPPO公式楽天市場店は、2024年2月11日までにOPPO A55s 5Gの取り扱いを終了しました。

スマートフォン販売ページが表示されなくなっていて、製品ラインナップ上からも削除されており、先日発表されたOPPO A79 5Gのリリースに伴い、販売を終えることになったものと推測されます。

OPPO A55s 5Gは、2021年11月に発表されたオッポの廉価モデルのスマートフォンです。

発売から7ヶ月という異例の短期間で販売が終了される機種もあった中、A55s 5Gは約2年と2ヶ月販売が続いたロングセラーモデルとなりました。

現在OPPO直営店では「OPPO公式オンラインショップ」がOPPO A55sの販売を継続していますが、少なくとも年内には終売となる可能性が高い見込みです。

OPPO A55s 5G発売の翌年には、後継機種となる「OPPO A77」の販売が始まりましたが、A77では旧モデルA55sからスペックダウンすることとなりました。

具体的には、A55s 5Gは3万円台のスマートフォンとして必要な十分な性能を搭載していたのに対し、OPPO A77は数世代前の格安スマートフォン相当の性能に格下げされています。

スペックダウンには、原材料費の高騰などが影響していると推測されますが、結果としてA55s 5Gは後継機より性能が高い型落ちスマートフォンとなりました。

実際に比べると、多くのシーンで旧モデルのA55s 5Gのほうが軽快に動作することが確認できます。

こうした背景から、あえて旧モデルのOPPO A55sを購入したユーザーもいたと考えられます。

今月15日に発売される「OPPO A79 5G」は、前モデルからスペックを上げているほか、FeliCaを搭載しモバイルSuicaなど各種電子マネーに初めて対応するなど、多角的な進化を遂げています。

加えてOPPO A79 5Gの販売価格は2万9800円で、3万3800円だったA55s 5Gより安くなっています。

価格・性能共に旧モデルより長けたA79 5Gの登場に伴う終売は、世代交代としては適正なタイミングであるように思えるところです。

リンク