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【機種変更】AndroidからOPPOスマホにデータを移行(転送)する方法

コストパフォーマンスが高く「OPPO Reno9 A」などで日本でも人気を得ているオッポ製スマートフォン

近年ではauやワイモバイル・ソフトバンクなどといった知名度のある携帯会社でも販売されており、CM以外でも見かける機会も増えていて、次のスマートフォンの機種変更候補としている方も少なくはないでしょう。

このページでは、各種Androidスマートフォンのデータを公式アプリ「OPPO Clone Phone」を使って移行先のOPPOに転送し、引き継ぐ方法を実際の写真(スクリーンショット)を交えて解説しています。

 

OPPOへのデータ移行は簡単 スマホだけで完結可

オッポでは、専用のデータ移行アプリ「OPPO Clone Phone」が用意されています。このアプリがあればスマホだけで簡単に引き継ぎが行なえます。

OPPO端末には標準で内蔵されており、Androidから引き継ぐ場合は『OPPO Clone Phone』を、「Google Playストア」から旧機種にインストールすることができます。

このデータ移行アプリはAndroid 4.2以上のバージョンを搭載するスマートフォン・タブレットで利用することが可能です。

play.google.com

iPhoneなどApple端末からOPPO製品への移行方法については本記事では取り扱っておりません。

iPhoneなどアップル端末からOPPO製品へデータを移行する場合は、App Storeで配信されているOPPO公式「データ移行」アプリを利用することで、対応データを転送することが可能です。

 

『OPPO Clone Phone』で移行できるデータ

「OPPO Clone Phone」では前の機種から新しいOPPOスマホに対して、次の内容の物を旧スマートフォンから一括で引き継ぐ(転送する)ことができます。

  • インストールされているアプリ(データ除く)
  • スマホ内に保存されている画像・動画
  • スマホ内に保存されている音楽データ
  • スマホ内に保存されている連絡先 
  • メッセージ(SMS)の履歴
  • 通話履歴
  • テキストファイル
  • システムデータの一部項目(設定等)

アプリのデータは原則移行できないものの、アプリはほぼ完璧に転送することができ、新しいOPPOでアプリの再インストールは必要ありません。

アプリの個別のデータについては「OPPO Clone Phone」で引き継ぎを済ませた後に、個別で対応する必要があります。

 

データ移行の下準備

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まずはデータ移行をする前に、下準備から行っていきます。

本記事で公開している情報は、最新バージョン(2023年11月19日時点)の「OPPO Clone Phone」での取り扱い方法を案内しています。

AndroidのOSバージョンやアプリのバージョン、およびご利用中のスマートフォンの機種により、画面の表示などが一部異なる場合があります。

移行先となる新しいOPPOで移行の下準備をする

まずはデータを引き継いでコピーする新しいOPPOスマートフォンから進めていきます。

① ホーム画面から「データ移行」アプリを立ち上げます。デフォルトの状態では「ツール」フォルダに入っています。

「これは新しいデバイスです」をタップします。

③ データ移行に当たって必要になる通知の送信の許諾を求められるので「許可」を押してください。

④ データ移行元のスマートフォンを選択する画面が表示されるので「その他の Android」を選択します。

⑤ 新しいOPPOでデータ移行の準備が整い、移行元の旧スマホで読み込むQRコードが表示されます。

一旦新しいOPPOはこのままの状態で置いておき、次は移行元の古いスマートフォンの方で下準備をしていきます。

 

旧端末でデータ転送の準備の手順

つづいて移行元となる旧スマートフォンを操作し下準備を進めます。

① Google Playストアから『OPPO Clone Phone』をインストールしてください。

② インストールが完了したらアプリを立ち上げます。利用規約に相当する「使用に関する声明」が表示されるので、内容を確認した上、同意できる場合「同意して続行」をタップします。

③ 使用に関する声明に同意すると、つぎに端末への各種アクセスの許可を求められるので全て許諾します。

データ移行に当たって必要なアクセスが求められる項目は次の通りです。端末の機種やOSバージョンにより表記などが異なる場合があります。

  • システム設定の変更の許可
  • すべてのファイルへのアクセス
  • 他のアプリの上に重ねて表示
  • 使用状況へのアクセスを許可
  • 写真と動画の撮影
  • カレンダーへのアクセス
  • 通話履歴へのアクセス
  • 連絡先へのアクセス
  • 通知の送信
  • SMS メッセージの送信と表示
  • デバイスの位置情報へのアクセス

④ 全ての許可・アクセスをオンにした後、1つ前の画面に戻り「データの移行を開始」を選択します。

⑤ データの引き継ぎ中にWi-Fiをオフにするなどといったネットワークが切り替わることがないよう注意が表示されるので「OK」を押します。

⑥ カメラが起動し、旧スマホでのデータ移行の準備が整います。

『新機種のOPPOスマホでの手順』で表示させたQRコードをここで読み込んでください。

 

権限を許可していくときに警告画面が出る場合の対処法

移行元のスマートフォンがXiaomi・Redmiスマートフォン/タブレットなど一部のモデルですと、「使用状況へのアクセスを許可」を有効にする際に、「危険」と警告画面が表示される場合があります。

この警告画面はXiaomiなど一部端末のみで表示され、権限へのアクセスを許諾前に、ユーザーを保護する為、アプリの種類に関わらず一律して表示されるものです。

「私は起こりうるリスクを認識し、その結果として起こりうる結果を自発的に受け入れます。」にチェックを入れ、「OK」をタップすることで、許可することが出来ます。

 

データを選択し転送を開始する

QRコードを読み込むことで、旧スマートフォンから新OPPOへのデータ移行がスタートします。

旧端末でQRコード読み取りが完了すると「接続中」と表示され、旧スマホと新しいOPPO間で接続が開始されます。

① OPPO Clone Phoneでの表示に対応していないデータ=移行できないデータが表示されるので、確認の上「OK」を押します。

② 新しいOPPOで「接続済み」と表示されたら、まずは古い移行元のアンドロイドスマートフォンで、OPPOに移行したいデータを選択します。

移行できるデータは「『OPPO Clone Phone』で移行できるデータ」で記述した計7つで、新端末に引き継ぎしたいデータをタップし、チェックマークを入れます。

③ 選択が完了したら「データの移行を開始」をタップしてください。

開始を押すとデータの転送が開始されます。送信状況は、旧スマホ・新しいOPPOの双方からリアルタイムで確認することができ、進捗率と所要時間が画面上に表示されます。

移行中に表示される画面

 

「OPPO Clone Phone」での移行作業を完了する

一連の移行作業の過程がが完了すると、「移行が完了しました」「転送が完了しました」との文言が画面が端末に表示されます。

右が引き継ぎ元のスマートフォンで、右が新しいOPPOです。

「完了」ボタンをタップすることでデータ移行アプリを終了することが出来ます。

新しい移行先のOPPO(写真右)では、データの転送結果が表示されます。「移行レポート」をタップすることで、転送に成功/失敗したデータを確認できます。

これで旧機種のAndroidスマートフォンから新しいOPPOスマホへの移行は完了となります。

 

アプリのデータは移行後に個別で引き継ぎ・ログイン作業が必要

オッポの純正データ引き継ぎアプリ「OPPO Clone Phone」では、一通りの引き継ぎ作業の終了後、続いて利用しているアプリ・ゲームごとで『アプリのデータ』の移行、および旧機種で利用していたアカウントがあれば新しいOPPO端末内でログインを行いましょう。

代表例としては「LINE」など固有のアカウントで紐付けられているアプリでは、移行前にアカウント情報確認、及び引き継ぎに伴う準備を行う必要があります。 

またトーク履歴に関してもLINEアプリ内で別途バックアップを取得する必要があります。

official-blog-ja.line.me

また上記のアプリ・サービスに限らず、AmazonやFacebookなどアカウントに依存しているアプリでも同様の仕様である為、OPPOに移行後、それまで利用していたアカウントを利用するには必ず電話番号・ID・メールアドレス・パスワード等が必要となります。

またLINEに限らず、データがアプリ提供元に保存されている事が多いゲームアプリでも、原則として「OPPO Clone Phone」でゲームのデータをそのまま、新しいオッポ端末に移動させることは出来ません。

機種変更時の手続きはゲームにより異なるため、古いスマホを処分する前にかならず旧機種で引き継ぎコードの発行などデータ移行の準備を終えるようにしてください。

 

おサイフケータイアプリの「機種変更手続き」も旧機種を処分前に

「OPPO Clone Phone」では、交通系ICカード「モバイルSuica」や楽天Edyなどといったおサイフケータイ(FeliCa)を用いた各種アプリ・サービスの残高やアカウント情報を移行することは不可能で、利用している決済アプリごとに機種変更手続きを忘れないようにしてください。

オッポでは「OPPO Reno 10 Pro 5G」や「OPPO Reno9 A」など、一部のモデルでおサイフケータイ(FeliCa)に対応しています。

おサイフケータイ系アプリは、旧端末で正常に手続きを踏まないとアカウントにアクセスできなくなって、残高へアクセスできなくなってしまう恐れがあります。

以下の各社の公式サイト(OPPOラボを離れます)より、各サービスの移行方法を確認できます。

機種変更前のスマホでFeliCaを利用しているサービスがあれば、アカウント情報を必ず確認すると共に、引き継ぎ前の各種設定を忘れないようにしてください。

また「Google ウォレット」(旧Google Pay) で利用できるクレジットカードの非接触式決済(VISAのタッチ決済など)の移行については、新しい端末でクレジットカードを登録することで、利用できるようになります。

タッチ決済サービスを提供している三井住友カードは機種変更後、古いスマホからカード情報を削除するよう案内(OPPOラボを離れます)しています。

 

OPPOおすすめ設定・基礎知識

OPPOスマートフォンでのデータの転送・移行が完了したあとは、アプリのデータ移行などを済ませたうえで、使いやすいよう設定を確認・必要に応じて変更するのがオススメです。

またOPPOラボでは、OPPOスマホを使っていく中で「知っておくと便利」な機能の使い方などを紹介しています。

こうした記事は当サイトで公開している「OPPOガイド」よりご覧いただけますので、ご活用くださいませ。

OPPO購入後に設定/確認したいポイント

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情報元(Source) 1 : OPPO Clone Phone - Google Play のアプリ

情報元(Source) 2 : 「公式」LINEあんぜん引き継ぎガイド|LINE

参考 : スマホのデータ移行 - OPPO Japan