オッポは、一部のOPPOスマートフォンおよびタブレットにアプリごとに音量を設定できる新機能の追加を始めました。
同様の機能は既に他社の製品に搭載されていて、オッポとしては初めて対応する形です。
現時点で利用できるのは6機種で、ソフトウェアアップデートなどを通じて対象機種が順次拡大しています。
OPPOでアプリごとに「音量」が設定可能に
OPPOは、日本で販売しているスマートフォンおよびタブレットの一部モデルに「特定のアプリの音量」という機能を追加しました。
この機能では、アプリ別に音量を調節することが可能となっていて、通常の音量設定にとは独立したものとなっています。
従来は、音量設定は全アプリで共通したものとなっており、アプリに応じて都度音量調整する必要がありましたが、その手間を省くことができるようになった形です。
機能が追加されたOPPOスマートフォンでは「YouTube」や「TikTok」など各種アプリで、それぞれに独立した音量調整を設定できることが確認できました。
一方で一部の他社のAndroidデバイスで利用できる、動画と音楽の同時に再生する機能には対応しておらず、今後の機能拡充が期待されます。
「特定のアプリの音量」を設定・利用する方法
「特定のアプリの音量」は、Android 14(ColorOS 14)以降のバージョンを搭載した一部のOPPOスマートフォンとタブレットで利用できます。
機能はデフォルトではオフになっているため、利用する前にまず下記の手順で機能を有効にする必要があります。
① 「設定」アプリを起動します。
② 「サウンドとバイブレーション」(タブレットの場合は「バイブ」)タップします。
③ 『特定のアプリの音量』をタップにして有効(スイッチを青色)に切り替えます。
機能を有効にできたら、固有の音量を設定したいアプリを開く、もしくは動画や音楽などを再生した状態にして、ボリューム調整ボタンを押し、音量バーを表示させます。
音量バーの「・・・」の下にある設定ボタンを押すことで、利用中のアプリの音量を調整することができます。
使えるのは
青瓜ごとに音量を調整できる「特定のアプリの音量」機能は、現在6機種で利用できます。(2024年4月29日時点)
スマートフォンの対応モデルは「OPPO Find X3 Pro」「OPPO Reno9 A」「OPPO Reno10 Pro 5G」「OPPO A79 5G」「OPPO Reno11 A」、タブレットは「OPPO Pad 2」です。
このほかにOPPO Reno 10 Pro 5GやOPPO A77もColorOS 14に対応しているため、今後ソフトウェア更新による機能の追加が期待されます。
一方でOPPO A77では一部の機能が利用できない機能差が発生していて、A77に追加されるか対応が注目される所です
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