OPPO Japanの最新型スマートフォン「OPPO Reno7 A」を紹介します。
本機種は2019年から続く「OPPO Reno Aシリーズ」の最新モデルで、昨年発売された人気機種OPPO Reno5 Aの後継端末です。
FeliCa・防水防塵機能はそのままに、デザイン刷新し新たにシステム劣化防止機能が搭載されていることが大きな特徴です。
- デザイン一新し角張り軽量化した本体
- 有機ELと画面内指紋認証が復活
- OSは古いがAndroid 13にアップデート予定
- 操作は軽快 ゲームはそこそこ
- カメラの作例
- 大きな進化目立ちずらい 旧機種を選ぶ人も
- OPPO Reno7 Aを購入する
デザイン一新し角張り軽量化した本体
OPPO Reno7 Aでの大きな変更点としては、まず従来機種からデザインが一新されています。
これまでは端末背面はカーブしている丸みを帯びたデザインを採用していましたが、Reno7 Aからは全体を通して直線的な作りとなっています。
さわり心地はさらさらしていて、指紋が目立ちにくい加工が施されています。
一方でボタンの配置はこれまでのOPPOスマートフォンと同じで、電源キーが右側・ボリュームキーが左側という配置に変わりはありません
またボタンの面積がややアップしているため、より手指の当たる範囲が広がっており、押しやすくなっています。
ディスプレイサイズは6.4インチで、前作OPPO Reno5 Aの6.5インチから僅かにサイズダウンしています。
2世代前の「OPPO Reno3 A」とほぼ同一の画面サイズで、またReno5 Aで一度廃止された有機ELディスプレイが今作より復活しています。
それに伴っては時計などを常時表示できる機能も合わせて復活しているほか、後述する画面内指紋認証機能も再び搭載されています。
他機種とのサイズの比較です。左からOPPO Reno5 A / OPPO Reno7 A / iPhone 13です。
Reno5 Aと比べ僅かにサイズが小さく、背面にあった指紋認証センサーが移動したことでスッキリしたデザインに仕上げられています。
また直線的なデザインはiPhoneを思い起こします。重量は実測177gで、180gを超えていたReno5 Aから軽量化されています。
有機ELと画面内指紋認証が復活
OPPO Reno Aシリーズは、2世代目のReno3 Aまでは有機ELディスプレイが採用されていて、合わせてディスプレイ内指紋認証が利用することができました。
しかし3代目となるOPPO Reno5 Aでは液晶ディスプレイに転換されたことで指紋センサーも背面式が採用され姿を消すこととなります。
4世代目となった今回Reno7 Aでは再び有機ELディスプレイが復活し、再び画面内指紋認証が搭載されています。ほかマスクに対応した顔認証も利用可能です。
OSは古いがAndroid 13にアップデート予定
OPPO Reno7 Aの弱点の1つとしてOSバージョンが指摘されています。
1世代前のOPPO Reno5 Aはソフト更新でAndroid 12に対応することができますが、Reno7 Aは初期OSがAndroid 11になっています。
一方でOPPOがグローバル向けに発表したAndroid 13へのアップデートスケジュールによれば、来年前半に対応予定であるとのことで、この弱点は解消される見込みです。
またColorOS自体は国内最新のバージョン12で、ColorOS 12側の新機能は利用することができます。
操作は軽快 ゲームはそこそこ
OPPO Reno7 AのCPUにはSnapdragon 690G 5Gが搭載されており、前作Reno5 A(Snaodragon 765G)からの性能向上は一定に留まっています。
ただ操作性に引っかかりを感じることはまずなく、SNSの閲覧や動画視聴などといった使い方であれば概ね軽快に動作しています。
スマートフォンの性能を数字に視覚化できる「Antutu Benchmark」の測定スコアは 384947点でした。
ゲームプレイについては「プロジェクトセカイ カラフルステージ」をインストールし動作を確認したところ、設定ではややラグを感じることがある程度の動作です。
設定を上げたところ、リズムアイコンをタップしたときのラグがより大きくなるなどプレイ感が低下します。
ただ標準搭載されているゲームモードを有効にしたところラグの多くは解消されました。
カメラの作例
以下の写真は、OPPO Reno7 Aで撮影した作例です。
自動で撮影モードが調整される「AIシーン強化」を有効に撮影しています。
大きな進化目立ちずらい 旧機種を選ぶ人も
OPPO Reno7 Aをご紹介しましたが、機種自体の感想としては前モデルである「OPPO Reno5 A」のときほどの、機能・性能的な劇的な進化はない印象を受けています。
旧モデルにはなかった有機ELディスプレイや画面内指紋認証が搭載されているものの、これらは2年前のOPPO Reno3 Aの時点で実現していて、決して今機種からの新しい要素とは言えません。
ただ端末のデザインは大きく変わり、軽量化が図られるなど、性能値など数字に出ない・実際に触れないと感じにくい部分が強化されています。
ほか36ヶ月間もの間サクサク感を落とさないという老化防止機能など性能面以外での、目立たない隠れた進化が多い印象を受けます。
ただ老化防止については長期的な使用を前提とした機能で、購入直後からその恩恵を受けることはできません。
一方でカメラ・動画撮影性能など一部スペックダウンしたところもあって、こうしたところから、あえて値下げされている前機種Reno5 Aを選ぶ購入者もいます。
OPPO Reno7 Aを購入する
OPPO Reno7 Aは、楽天モバイル・au・UQモバイル・ワイモバイルなどの携帯電話会社のほか、OPPO公式オンラインショップ などから購入することができます。