シャオミ、Redmi Note 13 Pro+ 5Gを発表。次期「OPPO Reno11 A」ライバルに

Xiaomi Japanは9日、スマートフォン「Redmi Note 13 Pro 5G+」を国内で発売することを発表しました。

来月にはオッポが新機種の「OPPO Reno11 A」（仮称）を発表する可能性が高い見通しですが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gは次期Reno11 Aのライバル機種となりそうです。

Xiaomi Japan 2024年新製品を発表

Xiaomi日本法人のシャオミ・ジャパンは、5月9日に新製品発表会を開催し、スマートフォンやタブレットなど複数の新製品を日本市場に投入することを明らかにしました。

そのうちの1つが「Redmi Note 13 Pro+ 5G」で、2022年発売のRedmi Note 11 Pro 5Gの後継機種であるとみられます。

国内モデルの販売価格は5万9800円からとなっていて、5月16日より販売が開始されます。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、「MediaTek Dimensity 7200-Ultra」を搭載するスマートフォンで、国内モデルは日本で重宝されるFeliCa（おサイフケータイ）機能にも対応します。

ストレージ容量は256GBと512GBの2つのモデルが用意されており、RAMメモリも8GBと12GBから必要な性能に合わせて選択することができます。

本機種は、19分で満充電できるという120W急速充電機能など、高価格帯機種相当の機能が備わっている点が大きな特徴の1つです。

充電機能で見ますと、シャオミで120Wの急速充電に対応しているのは概ね10万円を超える機種が主で、「Xiaomi 13T Pro」（10万9800円）などがあります。

10万円超えの機種相当の急速充電機能を始めとし、2億画素のカメラなど6万円を切るスマートフォンとしては充実した作りになっており、他社製ライバルスマートフォンとの大きな差別化ポイントとなります。

国内向けモデルの具体的なスペックは以下のとおりです。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、来月にも発表が見込まれる次期「OPPO Reno11 A」のライバル機種になることが予想されます。

今回は5万円台と前モデル（Redmi Note 11 Pro 5G）から価格は上がったものの、高価格帯機種相当の機能を拡充していて、値上げ相応の進化を遂げたと言えます。

1万3000円価格差がある現行のOPPO Reno9 Aと比べますと、価格や軽さ以外の項目では全体的にRedmi Note 13 Pro+ 5Gの方が優位となっています。

また過去機種の弱点も解消されていて、前モデルまでReno Aと比べ弱かった防水性能も、OPPOと同等のIP68に向上し改善されるなど、OPPOとの差を縮めました。

後発となるOPPO Reno11 A（仮称）は、スペックの向上が滞っているReno9 Aからどれほどの進化が見られるかに加え、先手を打ったXiaomiを始めとした各社ライバル機種との違いが焦点になりそうです。

またRedmi Note 13 Pro+ 5Gでは前モデルから5万円台への値上げに踏み切りました。

OPPO Reno Aシリーズは3世代に渡って4万円台の価格を維持していますが、年々価格が上がっています。

端末の仕様の変更だけでなく、ライバル機種以上のインパクトのある価格設定を実現できるかも注目されることになりそうです。

Xiaomi Japanは、「Redmi Note 13 Pro+ 5G」の予約販売中に購入したユーザーにワイヤレスイヤホンをプレゼントするキャンペーンを実施するとしています。

対象店舗は「Xiaomi公式オンラインストア」や「Xiaomi公式楽天市場店」などで、特典のワイヤレスイヤホンの機種は『Redmi Buds 5 Pro』です。

Redmi Note 13 Pro+ 5Gは、2024年5月16日より販売が開始される予定です。

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