過去に発売された旧モデルのOPPOスマートフォンについて、新製品に搭載されているOPPO AIの新機能に対応させる予定であることがわかりました。
OPPO Japanの社員がメディアの取材に対して明らかにしていたもので、具体的には一部機種に対して出、全モデルに対応するわけではないとも言及しています。
新機能「過去モデルにも一部対応していく」
2025年7月25日にITmedia Mobileが公開した記事において、過去に発売されたOPPOスマートフォンについて、AIに関する新機能を追加していく予定であることがわかりました。
記事の中で、取材に応えたOPPO Japanのプロダクトマネージャーの中川 裕也氏が、OPPO AIの過去機種への対応を問われ、「全部というわけにはいかない」と前置きしつつ、『過去のモデルも一部対応していく』と明らかにしました。
―― クラウドということは、原理的には過去機種にも対応できそうですが、その点はいかがですか。
中川氏 全部というわけにはいきませんが、過去のモデルも一部に対応していきます。
出典 : OPPOが全スマホにAIを搭載していく理由、「全機種におサイフケータイ」の議論も オウガ・ジャパンに聞く(1/3 ページ) - ITmedia Mobile
OPPO AI 対応状況は機種により差
過去モデルにも対応していくことが明らかになった「OPPO AI」の新機能ですが、現状では機種により利用できる機能に差があります。
Android 15(ColorOS 15)対応機種において、利用できないAI機能は以下の通りと鳴っています。
いずれも2025年7月30日時点における対応状況で、今後ソフトウェア更新などで機能が追加される可能性があります。
▽OPPO Reno14 5G
全機能が利用可能
▽OPPO Reno13 A
写真編集機能の「AI再構成」「AIパーフェクトショット」が非対応
▽OPPO Reno11 A(旧モデル)
写真編集機能の「AI再構成」「AIパーフェクトショット」「AI Studio」が非対応
▽OPPO Reno10 Pro 5G(旧モデル)
写真編集機能の「AI再構成」「AIパーフェクトショット」「AI Studio」、Google「かこって検索」に非対応
▽OPPO Find X8
写真編集機能の「AI再構成」「AIパーフェクトショット」が非対応
▽OPPO A3 5G
Googleの生成AIサービス「Gemini アシスタント」以外の全機能に非対応
OPPOスマートフォンのラインナップは、2万円台の低価格モデルから10万円以上の高性能モデルまで幅が広く、全機種で同一の機能が使えるようになるかは定かではありません。
とくに最も価格の低い「OPPO A3 5G」は、現時点で軒並みAI機能が搭載されていない状況です。
今後各機種への機能の拡充が期待されるところです。
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