現在家電量販店を中心に5万円引きで購入できることで注目されている「OPPO Reno 10 Pro 5G」はソフトバンク版となっています。
一方でReno 10 Proには、SIMフリーモデルも販売されており、同じ機種ですがモデルによる違いが幾つか存在しています。
標準アプリの違い
OPPO Reno 10 Pro 5Gのソフトバンク版とSIMフリー版の違いとして、最も目立つのはプリインストールアプリです。
ソフトバンク版OPPO Reno 10 Proには、オッポとグーグル製アプリのほか、SoftBank関係やYahoo系列にアプリが別途内蔵されていて、これはソフトバンクモデルのAndroidスマートフォンで共通する仕様となっています。
一方でSIMフリーモデルには通信事業者のアプリは入っておらず、OPPO・Google純正アプリのほか、いくつかのエンタメや便利アプリが初期搭載されています。
デュアルSIM機能は削除されず
OPPOのスマートフォンが携帯電話会社からキャリアモデルが販売される際に、一部機能が削除される場合があります。
過去ソフトバンクや、サブブランドのワイモバイルから発売されたモデルでは、いずれも2つのSIMカードを使うことが出来る「デュアルSIM」機能が利用できないようになっていました。
しかしOPPO Reno 10 Pro 5Gでは通信事業者側の意向に変化があったのか、ソフトバンク版でも2つのSIMカードが利用できるようになっており、加えてeSIMにも対応しています。
これまでSIMカードを巡る制約がソフトバンク版OPPOのデメリットの1つでしたが、解消されたのは嬉しいところで、今後発売のモデルにも波及していくか注目されます。
価格差は約6千円
スマートフォンの機能以外の面にも違いがあって、大きなものとしては価格差があります。
ソフトバンク版OPPO Reno 10 Pro 5Gの通常の販売価格は80,640円に設定されていますが、SIMフリーモデルは86,800円とやや高価になっています。
両モデルの価格差は6,160円で、現状ソフトバンクモデルが家電量販店でのセールで5万3660円引きで購入できることから、しばらくはSoftBank版が売れることになりそうです。
OPPO Careに加入できない
OPPO Japanはスマートフォン・タブレットの保証サービスとして「OPPO Care」を提供しており、OPPO Reno 10 Pro 5G向けのプランも用意されています。
OPPO Careは、加入していると保証期間中の故障を1回に限り無料で修理できるという内容です。
Reno 10 Pro 5Gの場合は1年プランが7,000円、2年プランが13,000円で提供されています。
一方でOPPO Careの対象となる製品はSIMフリーモデルのみとなっていて、ソフトバンク版を始めとする、通信事業者向けモデルでは加入することは出来ません。
SoftBank利用者向けの保証サービスを利用する、もしくは各社が提供しているスマートフォンの保険に加入するなど、ほかのサービスを選択する必要があります。
SIMフリー版との違いはごくわずか
OPPO Reno 10 Pro 5Gのソフトバンク版とSIMフリー版の違いは従来の機種と比べかなり少なくなっています。
デュアルSIMもそのまま利用できるということで、通信障害対策の副回線サービスや、海外旅行の際などにも容易に対応することが可能です。
「OPPO Care」に加入できない点は残念なところですが、ほかの保証・保険サービスに加入することで、このデメリットもカバーすることが出来そうです。
現在ソフトバンクモデルのOPPO Reno 10 Proはヨドバシカメラなど、一部の家電量販店において大幅な割り引きセールを今月31日まで実施しています。
SIMフリーモデルより安く買えるうえ、上述したように大きな差もないため、いまが買い時と言えそうです。
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